心躍るクリスマス・マーケット撮影現場の映像公開。「ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた!」
- ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた! , スティーブ・コックス , アンディ・ブラウン
- 2022年12月09日
テレビ放映15周年を迎えたアードマン・アニメーションズ制作のクレイ・アニメーション「ひつじのショーン」。そのシリーズ最新作となる映画「ひつじのショーン スペシャル クリスマスがやってきた!」が、12月16日(金)より2週間限定公開される。クリスマス・マーケット撮影現場を捉えた特別映像が到着した。
第50回エミー賞に輝き、スティーブ・コックス監督が英国アカデミー賞BAFTA監督賞にノミネートされている新作「ひつじのショーン 〜クリスマスの冒険〜 劇場公開版」に、懐かしのシリーズ2より「だんろの前で」「ある雪の日」「メリークリスマス!」の3編を併せたクリスマス・スペシャルとして上映する今回の劇場版。雪とイルミネーションに彩られた街で、ショーンたちが大騒動を巻き起こす。
特別映像は、ティミーが迷子になるクリスマス・マーケットの撮影の様子を紹介。スティーブ・コックス監督は「クリスマス・マーケットはイルミネーションがいっぱいで、どの木にも灯りがついていたので、本当にたくさんのライトが必要で、撮影中に何度も買い足すことになりました」と、ちょっとした苦労を明かす。
アートディレクターのアンディ・ブラウンは「シャレー(クリスマス・マーケットに並ぶ売店)は、限られた数、全部で10軒しかないのですが、そのすべてに小さな小道具を設置するわけにはいきません。そこで、まず1つのユニットで棚を作り、小道具をたくさん用意して写真を撮り、それをプリントアウトしたものをほかの小屋の内側に使ったんです。この方法がうまくいき、クローズアップの場面には本物の小道具を配置して、それらを移動させて再利用したんです」と工夫を語る。
そして、雪にもアンディのこだわりがあった様子。「いつもシリーズの最初には、草やその他のものをすべて取り替えるのですが、今回は文字通り、白いフリース生地と真っ白な雪ですべてを覆いました。とてもきれいに仕上がったと思います。生け垣、家の屋根にも雪を降らせましたし、剥がしてまた使えるように、とても繊細に糊付けしました。将来また使うものを壊したくはなかったんです。そして、最後にキラキラさせるパウダーをまぶして輝きを出します。こんな風に、雪の外観を実現しました」
なお、公開に先駆けて12月9日(金)より「ひつじのショーン」グッズが全国の一部劇場で販売される。こちらもチェックしたい。
© Aardman Animations Ltd 2021
配給:東北新社