権力者の “起点” を目撃する。「プーチンより愛を込めて」特報映像、場面写真、監督コメント到着
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- 2023年03月05日
大統領引退を決めたボリス・エリツィンに指名され、大統領代行に就任した若きウラジーミル・プーチンの1年間を追ったドキュメンタリー「プーチンより愛を込めて」が、4月21日(金)より池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺ほかで全国順次公開。特報映像、場面写真、監督コメントが到着した。
1999年12月31日、大統領を辞任したエリツィンは後継者にプーチンを指名。3ヶ月後の大統領選挙まで、ロシアの新しい憲法と国旗は若き指導者に引き継がれた。
プーチン大統領候補の選挙用PR動画の撮影を依頼されたヴィタリー・マンスキー監督は、大統領選へ出馬表明せず、公約を発表しないまま“運動”を展開するプーチンを記録。ロシア各地へ足を運び、諸問題の解決、第一次チェチェン紛争の“英雄”たちへの慰問や恩師との再会を“演出”したプーチンのPRチームは、国民が抱く彼のイメージを「強硬」から「親身」へ変化させる。
マンスキー監督はオフィシャルカメラマンながら、ソ連時代の旗や国歌が使用されていることに不安を覚え、プーチンに直接斬り込んでいく。1999年と2000年の大晦日、2000年3月26日の開票日当日、エリツィン元大統領の自宅での貴重映像を辿ることで、プーチンの本当の姿が炙り出されていく──。
特報映像および場面写真には、プーチンはもとより、ボリス・エリツィン、ドミトリー・メドヴェージェフ、ミハイル・ゴルバチョフといった大物が登場。ロシア政界の内幕とともにプーチンの素顔が垣間見える注目作だ。
ヴィタリー・マンスキー監督のコメント
日本を含め、世界のどこにも、独裁の影響を受けない保証をされている国は存在しません。
自由は非常にデリケートで傷つきやすい生物であり、注意深く監視することが必要です。
そのため、自由を守ってください。自由がなければ生きる意味がないので、注意深く、慎ましく自由を庇護してください。










©Vertov, GoldenEggProduction, Hypermarket Film-ZDF/Arte, RTS/SRG, Czech Television2018
配給:NEGA