料理番組でのバトルシーン公開。シェフと移民少年たちの物語「ウィ、シェフ!」

 

一流レストランを飛び出したシェフと施設に暮らす移民少年たちが、料理を通じて絆を育み、未来を変えていく姿を描く「ウィ、シェフ!」が、5月5日(金)より新宿ピカデリー、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国公開。主人公カティが料理のリアリティ番組で競うシーンの映像が到着した。

 

 

カティが出演するのは、“フランス版〈料理の鉄人〉”というべき〈ザ・コック〉。そこには実在する業界の大物が顔を揃える。挑戦者の一人は、サント=ジュヌヴィエーヴ=デ=ボワにあるビストロ〈ル・プロンジョワール・デェン・ファス〉のシェフであるエンゾ・スカラムジーノ。「皿を拭いて」と指示する審査員は、カティの勤め先として使われた店のオーナーシェフであるマチュー・パコー。「いい感じだ」とコメントする審査員は、ミシュラン二つ星シェフのギイ・サヴォワという豪華さだ。

なお、カティが作る「ラングスティーヌのセビーチェ」(手長海老のマリネ)は、ラデュッシュ入りでキウイソースが特徴、白ワインが飲みたくなる一皿。

カティを演じたオドレイ・ラミーについて、ルイ=ジュリアン・プティ監督は「オドレイはアシピウスとル・ ディヴェレックという素晴らしいレストランの厨房で数ヶ月間、サバを回転させる練習をし、指に匂いがつくまで特訓しました。数週間後にはプロの料理人たちに溶け込んでいて、私は彼女を見分けられませんでした」とコメントしている。

オドレイの巧みな技とともに、ドラマティックなキッチン・コメディを楽しみたい。

 

  

 

© Odyssee Pictures - Apollo Films Distribution - France 3 Cinéma - Pictanovo - Elemiah- Charlie Films 2022
配給:アルバトロス・フィルム

▶︎ 一匹狼のシェフ × 移民少年たち。料理で未来を変えていく「ウィ、シェフ!」