命を授かった兵馬俑の少年と家族を奪われた人間の少女による地底バトル&ラブファンタジーを描いた中国発3DCG映画「兵馬俑の城」が、6月16日(金)よりグランドシネマサンシャイン池袋ほかで全国公開。手に汗握るアクションシーンが解禁された。
兵馬俑の少年モンユエンと人間の少女シーユイ、そして山羊のシャオバオ。謎の巨大怪物を相手に、彼らは熾烈な攻防を繰り広げるが……。
中国コンテンツを日本で展開する面白映画株式会社のプロデューサーは、昨今の中国アニメーションのハイクオリティについて「中国アニメ映画は比較的に潤沢な制作費を得られることも大きいと思います。中国映画市場の急速発展とともに、中国アニメ映画の興収も年々に増加しています。その結果、中国市場での興収のみでも元を取れる保障ができれば、企画段階でも十分な制作費が投入でき、クオリティの高い作品が生まれやすくなると思います」と説明。
本作のアクションシーンについては「やっぱりスクリーンを通じて感じる迫力と爽快感だと思います。クライマックスの最終決戦ですと、数千人もいる兵馬俑の大軍が敵に向って突撃し、それぞれ容姿や服装、使う兵器も百人百態の兵俑たち、劇場の大スクリーンでしか味わえない醍醐味こそがその魅力だと思います」と話す。
めくるめくアクションとともに波乱の物語を堪能したい。
Story
中国の歴代皇帝によって作られた兵馬俑。それらは神より命を授かり、巨大な地下都市を作り上げていた。
兵馬俑の雑用係モンユエンが住む秦陽城は、凶暴な霊獣たちの襲撃に悩まされている。その脅威に立ち向かうシアホウ将軍に憧れたモンユエンは、精鋭部隊〈鋭士〉へ入りたいと希望するが、そのためには「霊獣・地吼(ディーホウ)を捕まえよ」との条件が出される。
さっそく旅立ったモンユエンが出会ったのは、謎多き少女シーユイ。冒険の中で広く美しい世界を知りながら、ふたりは惹かれ合い、モンユエンは家族を探すシーユイの力になりたいと願う。そしてついに地吼を追い詰めるが……。
©︎Fantawild Animation Inc.
配給:ライブ・ビューイング・ジャパン、エレファントハウス