〈フラメンコ!フラメンコ!〉より「ロス・タラントス~バルセロナ物語~」の一部シーン公開

 

ラテンビート映画祭presents〈フラメンコ!フラメンコ!〉が、7月28日(金)よりヒューマントラストシネマ渋谷、シネ・リーブル梅田、シネ・リーブル神戸で開催。「フラメンコの魔性と神秘」(1952)と「ロス・タラントス~バルセロナ物語~」(1963)の2作を上映する。

 

 

「ロス・タラントス~バルセロナ物語~」は、『ロミオとジュリエット』に影響を受けたアルフレード・マニャスの同名小説を、フランシスコ・ロヴィラ・ベレタ監督が脚色も手掛けて映画化した悲恋の物語。1963年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされ、日本では東山紀之と牧瀬里穂が共演した1991年の舞台版でも知られる。このたび同作の一部シーンが公開された。

 

▲対立する両家の息子ラファエルと娘ファナが出会う

 

▲香油を買いに来店

 

▲ラファエルの母親が踊る

 

▲ラファエルの親友モヒが踊る

 

バルセロナの街や海辺の村で、登場人物たちが踊るフラメンコ。そこに表れる人生の喜びや悲しみ。ドラマティックな物語が胸に迫る。

 

 

Story
バルセロナに暮らすタラント家のラファエルは、参列した結婚式で踊っていたファナに心奪われる。ふたりは浜辺で永遠の愛を誓うが、ファナはタラント家と対立するソロンゴ家の娘であることが判明。決して結ばれることのない宿命に、両者は愕然とする。
やがてタラント家は翻意し、ふたりの関係を祝福。だが猛反対するソロンゴ家は、ファナを強引に身内のクーロと婚約させてしまい……。

 

「ロス・タラントス~バルセロナ物語~」

監督・脚本:フランシスコ・ロヴィラ・ベレタ
出演:カルメン・アマジャ、ダニエル・マルティン、サラ・レサーナ
原題:Los Tarantos
1963年/スペイン/83分/カラー