鈴木清順の浪漫三部作が鮮やかに甦る〈SEIJUN RETURNS in 4K〉、予告編公開

 

鈴木清順の生誕100年を記念し、「ツィゴイネルワイゼン」(1980)「陽炎座」(1981)「夢二」(1991)の【浪漫三部作】を4Kデジタル完全修復版で上映する〈SEIJUN RETURNS in 4K〉が、11月11日(土)よりユーロスペースほかで全国順次開催。ビジュアルならびに予告編(「こちらあみ子」の森井勇佑監督がディレクション、早野亮が編集)が到着した。

 

 

「約束だからお骨をちょうだい。まいりましょう」と少女が誘う「ツィゴイネルワイゼン」の幻想的シーンで始まる予告編。水の中から無数のホオズキが湧き上がる「陽炎座」の名場面、空いっぱいに舞う紙風船を沢田研二が追いかける「夢二」のオープニングなど、3作品の華麗な映像が次々と展開する。原田芳雄、松田優作、大楠道代ら俳優陣の艶やかな演技も相まって、SEIJUNワールドに一気に引きずり込まれる。

 

 

今回のレストアは、撮影技師の志賀葉一氏(「ツィゴイネルワイゼン」撮影助手)と藤澤順一氏(「夢二」撮影技師、「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」撮影助手)が監修。さらに2022年にヴェネチア国際映画祭クラシック部門最優秀賞を受賞した「殺しの烙印」4Kデジタル版のレストレーション作業を手掛けたIMAGICAエンタテインメントメディアサービスが全面協力し、「完成したときの形」を忠実に再現した。

 

「ツィゴイネルワイゼン」
「陽炎座」
「夢二」

 

〈SEIJUN RETURNS in 4K〉

4Kデジタル完全修復版監修:志賀葉一(「ツィゴイネルワイゼン」)、藤澤順一(「ツィゴイネルワイゼン」「陽炎座」「夢二」)
デジタル修復:IMAGICAエンタテインメントメディアサービス
提供・配給:リトルモア 共同配給:マジックアワー
公式サイト:https://www.littlemore.co.jp/seijun4K