カール・テオドア・ドライヤー特集第2弾。新たに3作を加えた全7作を上映

 

偉大な足跡を残した孤高の映画作家、カール・テオドア・ドライヤーの特集第2弾〈カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2〉が、12月23日(土)よりシアター・イメージフォーラムほかで全国順次開催。ポスタービジュアルと予告編が到着した。

 

 

ラインナップは、2021年の第1弾特集でも上映された「裁かるゝジャンヌ」(1928)「怒りの日」(1943)「奇跡」(1954)「ゲアトルーズ」(1964)の4作に、芸術家の愛と孤独を耽美的に描いた「ミカエル」(1924)、ユーモアとリアリズムが融合したホームドラマ「あるじ」(1925)、ドライヤー初のサウンド映画である幻惑的ホラー「吸血鬼」(1931)の3作を加えた全7作。新たな3作はデジタルレストア素材からDCPを制作、一般劇場での公開は初となる。

 

 

予告編は「ミカエル」「あるじ」「吸血鬼」の3作を中心に紹介。「私の唯一の願望は、平板で退屈な現実の向こうに、もう一つの想像力による世界があることを提示することだ」というドライヤーの言葉で締め括られる。

 

「ミカエル」 © 2016 Friedrich-Wilhelm-Murnau-Stiftung
「あるじ」 © Danish Film Institute
「裁かるゝジャンヌ」 © 1928 Gaumont
「吸血鬼」 © Danish Film Institute
「怒りの日」 © Danish Film Institute
「奇跡」 © Danish Film Institute
「ゲアトルーズ」 © Danish Film Institute

 

〈カール・テオドア・ドライヤー セレクション vol.2〉

配給:ザジフィルムズ 協力:シネマクガフィン、IVC
公式サイト:http://www.zaziefilms.com/dreyer2023/

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