松村北斗と上白石萌音が“救い合う”。三宅唱監督「夜明けのすべて」本予告映像

 

『そして、バトンは渡された』で2019年本屋大賞を受賞した瀬尾まいこの小説を、「ケイコ 目を澄ませて」の三宅唱監督が映画化。NHK連続テレビ小説『カムカムエヴリバディ』で夫婦役だった松村北斗と上白石萌音がW主演した「夜明けのすべて」が、2月9日(金)より公開される。本予告映像が到着した。

 

 

PMS(月経前症候群)で感情を抑えられない藤沢さん(上白石萌音)と、パニック障害で生きがいも気力も失った同僚の山添くん(松村北斗)。友人でも恋人でもない二人だが同志のような思いが芽生え、自分の病気は治せなくても、相手は助けられるかもしれないと思い始める──。

「ケイコ 目を澄ませて」の月永雄太によるカメラが主人公らの姿を16mmフィルムに柔らかく定着させ、「きみの鳥はうたえる」のHi’Specによる音楽が優しく寄り添う。

「夜明け前がいちばん暗い」という一文で始まり、藤沢さんが読み上げる《夜についてのメモ》。それとともに映し出されるプラネタリウムのシーンは、映画オリジナルだ。「“夜明け”を単に希望の比喩とせずに、その人その人によってさまざまな意味を持ちうる「夜」を描きたいと考えていた」と三宅監督は言う。

 

     

 

場面写真には、山添くんと藤沢さんが勤める栗田科学の社長・栗田和夫(光石研)、藤沢さんの母・倫子(りょう)、山添くんの前職の上司・辻本(渋川清彦)、山添くんの恋人(芋生悠)の姿も。“いちばん暗い”中で出会った山添くんと藤沢さんは、どんな夜明けを迎えるのか、見届けたい。

 

「夜明けのすべて」

出演:松村北斗、上白石萌音、渋川清彦、芋生悠、藤間爽子、久保田磨希、足立智充、りょう、光石研
原作:瀬尾まいこ『夜明けのすべて』(水鈴社/文春文庫 刊)
監督:三宅唱
脚本:和田清人、三宅唱
音楽:Hi’Spec
製作:「夜明けのすべて」製作委員会
企画・制作:ホリプロ
制作プロダクション:ザフール
配給・宣伝:バンダイナムコフィルムワークス=アスミック・エース
©瀬尾まいこ/2024「夜明けのすべて」製作委員会
公式サイト:yoakenosubete-movie.asmik-ace.co.jp

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