井浦新がカウボーイに!? 人生を見つめ直すアメリカ出張「東京カウボーイ」

 

井浦新が主演にしてアメリカ映画デビュー。東京でキャリアを重ねる効率至上主義のビジネスマンが、出張先のモンタナ州の牧場でカウボーイ文化に触れて変わっていく姿を描く「東京カウボーイ」が、6月7日(金)よりYEBISU GARDEN CINEMAほかで全国順次公開される。

 

 

メガホンを執るのは、かつて山田洋次監督に弟子入りを志願し、「男はつらいよ 寅次郎心の旅路」で山田組の海外現場に参加したマーク・マリオット。脚本は『忍びの家 House of Ninjas』のデイヴ・ボイルと女優の藤谷文子が共作。藤谷は井浦扮する主人公の上司かつ恋人の役で出演もする。

さらに和牛の専門家役で國村隼、牧場の人々としてアメリカのテレビドラマでおなじみのゴヤ・ロブレスやロビン・ワイガートらが登場。プロデューサーは「ジャングル・ブック」をはじめハリウッド大作を多数手掛けてきたブリガム・テイラーで、今回が初のインディペンデント映画となる。

3月1日に始まる第19回大阪アジアン映画祭でのクロージング上映も決定。異文化遭遇のヒューマンドラマに注目したい。

 

 

井浦新コメント

「あなたの出演している映画を観てきて、一緒に仕事がしたいとずっと想っていた」。
世界中がまだCOVID-19の不安の中にあった頃、オンラインで初めてマーク・マリオット監督と話した時にいただいた言葉。
具体的に自分の芝居の特徴や感じたことなど、言葉でたくさん伝えてくれた。
作品への取り組み方や役へのアプローチの仕方、俳優としてどのような道を歩んできたのかなどにも興味を持ってくれていて語らい合った。
マーク監督始めプロデューサーのブリガム・テイラーと脚本チームの藤谷文子さんとデイヴ・ボイル。
そこにいるマーク組の皆さんはちゃんと観てくれていて、必要としてくれているのを感じました。とても嬉しかった。
その想いに応えたい!一緒に映画づくりがしたい!ここから私の『東京カウボーイ』が始まりました。
アメリカのモンタナ州の壮大な大自然の中と東京の街とで撮影されたハートウォーミングなこの映画が、皆さんの心に優しく響き、楽しんでいただけたら幸いです。

 

 

「東京カウボーイ」

出演:井浦新、ゴヤ・ロブレス、藤谷文子、ロビン・ワイガート、國村隼
監督:マーク・マリオット
脚本:デイヴ・ボイル、藤谷文子
プロデューサー:ブリガム・テイラー
2023/アメリカ/英語、日本語/2.35:1/5.1ch/118分/原題:TOKYO COWBOY
公式サイト:www.magichour.co.jp/tokyocowboy