〈ショートショート フィルムフェスティバル & アジア〉が2025年の開催に向けて作品募集開始
- ショートショート フィルムフェスティバル & アジア
- 2024年08月01日
米国アカデミー賞に公認されたアジア最大級の国際短編映画祭〈ショートショート フィルムフェスティバル & アジア〉(SSFF & ASIA)が、2025年の開催に向けて8月1日(木)より作品募集を開始した。
目玉となるのは「ライブアクション部門」(インターナショナル、アジア インターナショナル、ジャパンの3カテゴリーで構成)、「ノンフィクション部門」、「アニメーション部門」。ここからグランプリである「ジョージ・ルーカスアワード」が選ばれ、各部門優秀賞受賞作は翌年のアカデミー賞短編部門に推薦される。

その他、東京をテーマにした「Cinematic Tokyo部門」、国内在住の25歳以下のクリエイターが対象となる「U-25プロジェクト」、短編小説・漫画・脚本にフォーカスした「BOOK SHORTSプロジェクト」、優秀企画に講談社が1000万円を支払う「講談社シネマクリエイターズラボ」など、多岐にわたるカテゴリーで国内外より作品を募集。
「ライブアクション部門」のインターナショナルとアジア インターナショナルを除き、YouTubeのショート動画やTikTokの縦型映像といったソーシャルメディアでの公開作もノミネート対象となる。
作品募集ページURL
https://app.lifelogbox.com/festival/shortshorts/
さらに、10周年を迎えるブランディング映像部門「BRANDED SHORTS」も注目だ。企業・団体による広告の枠を超えて社会的価値を伝える〈ブランデッドムービー〉より、8つの視点(必然性、認識変化力、シェアラブル、メッセージ力、視聴維持力、オリジナリティ、時代性、視聴後の想起力)から選定していく。
BRANDED SHORTSとは?
BRANDED SHORTS
企業発の短編をそう呼びはじめて、10年がたった。
インターネットがもたらしたコマーシャル以外の映像の可能性は、
この10年の試行錯誤のあと、ひとつの明確な答えをもったように思う。
広告は100人がそれと出会ったとき、
100人がみな同じ情報を誤差なく受け取ることを目指す。
それが強いクリエイティブとずっとされてきた。
同じ映像でも、映画は観る人によって違う感想をもつ。
そしてそれが多様になればなるほど豊かなものと言われる。
BRANDED SHORTSはこのふたつのハイブリッドだ。
広告のように目的をもちながら、
映画のように豊かな関係を目指す。
広告の形をしていながら、多様な感想を受け入れる。
観るたびに違っていい。
どんな感想が生まれてもいい。
そこから議論が深まればいい。
こんな広告は今まではありえなかった。
そしてもうひとつ、
BRANDED SHORTSは自由な条件でつくられる。
時間、構成、設定などあらゆる要素を駆使して、
企業は自分たちの色を伝えることが可能になる。
自由をどう料理するか。
そこに企業や団体の人格がきれいに反映される(されてしまう)
BRANDED SHORTS
これは広告の新しい可能性だ。
──BRANDED SHORTS 2024 審査員長 高崎卓馬
「BRANDED SHORTS」作品募集ページURL
https://app.lifelogbox.com/festival/shortshorts/branded-shorts