出所した元刑事の前に現れたのは…? 復讐ノワール「リボルバー」冒頭シーン公開

 

「無頼漢 渇いた罪」(2015)のオ・スンウク監督と主演チョン・ドヨンが再タッグを組み、すべてを奪われた主人公の復讐を描いたノワール・ミステリー「リボルバー」が、2月28日(金)よりTOHOシネマズ 日比谷ほか全国で公開される。主人公スヨンが出所する姿を追った冒頭5分間の映像、ならびにオ・スンウク監督から日本の観客に向けたメッセージが到着した。

 

 

警察内の汚職事件で罪を被り、2年にわたり服役した元刑事のスヨン(チョン・ドヨン)。検事が「あなたは見捨てられた」と告げる中、赤い車と服装の見知らぬ女・ユンソン(イム・ジヨン)が現れる──。

このシーンについてチョン・ドヨンは「ユンソンが飛び回る蝶のように『オンニ!』と言った瞬間、空気が変わるのを感じた。その瞬間、ものすごいエネルギーを彼女から受け取って、“私の中で何ができるだろう”と考えていた気がする」と述べている。このあとの二人の関係、そして復讐の行方から目が離せない。

 

オ・スンウク監督メッセージ
20年ほど前に、日本の映画「修羅雪姫」シリーズ、「緋牡丹博徒」シリーズを見て、女性主人公が男性の助けを借りずに一人で逆境を乗り越え、自分の望むことを得る映画を作りたいと考えていました。
チョン・ドヨンさんが一緒に映画を撮ろうと提案してくれた時、まさにこういう映画を作れるチャンスだと思いました。
シナリオを書きながら、チョン・ドヨンさんがこれまでに出演してきた映画で見せていない新たな顔をこの映画で表現できればと思いました。
映画「リボルバー」は顔の映画です。そして対話の映画でもあります。
人物たちが顔と顔を合わせて対話する、その行間を通じて感情をじわじわと掻き立てながら人間の群像を表現する映画になっています。

 

 

Story
夢見ていたマンションへの入居が迫る中、恋人の裏金問題に巻き込まれた警察官スヨン。謎の男アンディが持ちかけた「罪を被ってくれるなら大きな補償をする」という取引きに応じ、刑務所に入る。そして2年後の出所日、刑務所の前で待っていたのは見知らぬ女ユンソンだった。嵌められたと知ったスヨンは、失った金も家も取り戻すべくアンディを探し、さらに背後の巨大勢力に立ち向かうが……。

 

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配給:ツイン

▶︎ 名優チョン・ドヨン主演。すべてを失った元警察官の復讐ノワール「リボルバー」