浅野忠信が伝説の写真家・深瀬昌久を演じる「レイブンズ」、愛猫サスケの映像&写真公開

 

主演に浅野忠信、共演に瀧内公美を迎え、伝説の写真家・深瀬昌久の波瀾万丈な人生を実話とフィクションを織り交ぜて描いた「レイブンズ」が、3月28日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、新宿武蔵野館、ユーロスペースほか全国で公開される。2月22日=〈猫の日〉に合わせ、浅野演じる深瀬と愛猫サスケがやりとりするシーンの映像2点、ならびに実際に深瀬が撮ったサスケの写真が解禁された。

 

 

 

「深瀬は『私は猫目の高さで腹這いになってこの一年余り実によく写真を撮っていたので、なんだか猫になってしまった。私はみめうるわしい可愛い猫ではなく、猫の瞳に私を写しながら、その愛しさを撮りたかった』と言っていたくらい、無類の猫好きでした。生涯にわたって様々な猫を飼いました。その中でもサスケが有名です。洋子さんと別々の道を歩むと決めた翌年、深瀬はどうにも猫が飼いたくなり、知人の紹介で仔猫を譲り受けます。自宅まで連れて帰ると物怖じせずピョンピョンと飛び回ったことから、忍者・猿飛佐助のサスケを命名。どこへ行くにも連れ回り、写真に撮り収めました。そんなサスケも次第に寝てばかりに。そこで再び仔猫に譲りつけ、モモエと名づけました。」
──トモ・コスガ(深瀬昌久アーカイブス創設者兼ディレクター)

写真に憑かれ、撮ることでしか愛せなかった深瀬。その繊細でワイルドな生きざまに注目したい。

 

深瀬昌久「無題」(シリーズ『サスケ』より)1977-78年 © 深瀬昌久アーカイブス
深瀬昌久「無題」(シリーズ『サスケ』より)1977-78年 © 深瀬昌久アーカイブス

 

©Vestapol, Ark Entertainment, Minded Factory, Katsize Films, The Y House Films
配給:アークエンタテインメント

▶︎ 写真家・深瀬昌久の芸術と愛の軌跡を、浅野忠信×瀧内公美で映画化「レイブンズ」