『竜とそばかすの姫』物語の舞台となった高知

 第74回カンヌ国際映画祭オフィシャルセレクション『カンヌ・プルミエール』部門へも選出された、細田守監督最新作『竜とそばかすの姫』。

 舞台の一つである、主人公すずが住む自然豊かな高知県。映画中の印象的なシーンのモデルとなった場所を紹介!

安居(やすい)渓谷

回想シーンで登場する思い出の場所のモデル。美しい滝や紅葉で知られる「仁淀ブルー」の名所。

『竜とそばかすの姫』回想シーン

写真提供:仁淀川町観光協会_2021.07.13

<<アクセスについて>>
県道362号は1車線の山道が続くので山道に不慣れな方はご注意を。

仁淀川町観光協会ホームページ
https://www.niyodogawa.tv/

 

浅尾(あそお)沈下橋

すずが通学で通る沈下橋のモデル。 周囲の山と対岸の鎌井田集落とのコントラストが美しい。様々な映画のロケ地にもなっている。

主人公のすずが通学で通る沈下橋

写真提供:高知県観光情報サイトよさこいネット

<アクセスについて>>
高知方面から来る際に浅尾沈下橋を目的地とし、ルート指定をせずにカーナビなどに案内を任せると、国道194号から県道18号のルートを通る事になりますが、非常に道が狭く危険です。すれ違いの出来ない箇所もあります。目的地を宮の前公園とし、国道33号でお越しください。

浅尾沈下橋には駐車場がないため、映画『竜とそばかすの姫』公開期間中(7月16日~9月30日)は宮の前公園から浅尾沈下橋間のシャトルバスを運行
運行時間は8:30~17:30、30分おきに毎日18便運行。
http://www.town.ochi.kochi.jp/kankou/3443/3922.htm

 

鏡川

主人公のすずの通学シーンで何度も出てくる川のモデル。歌ったり同級生と過ごしたり、と様々なシーンの舞台となっている。映画の中の象徴的なシーンに描かれている「鏡川」は、平成の名水百選に選ばれた高知市を代表する美しい川。透明度が高く、水面に映し出される光景はまさに「鏡」のよう。

主人公のすずの通学シーン

写真提供:高知県観光情報サイトよさこいネット

 

<<アクセスについて>>
路面電車(とさでん交通)「グランド通り」電停から徒歩約7分

高知市総合運動場の駐車場をご利用ください。
https://goo.gl/maps/A9h3QF5fvdx3L3so8

 

他にもモデルとなった場所は多数!

もっと知りたい方は、『竜とそばかすの姫』高知県スペシャルサイトをチェック!

 

 

8月3日発売「細田守とスタジオ地図の10年」

「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」
「バケモノの子」「未来のミライ」そして、最新作「竜とそばかすの姫」
スタジオ地図が10周年を迎える2021年夏――
想像を超えたアニメーション映画“未開の境地へ”

CONTENTS

・グラビアで振り返るスタジオ地図の10年
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」「バケモノの子」「未来のミライ」 作品解説=増當竜也
・最新作「竜とそばかすの姫」グラビア
・細田守監督ロングインタビュー 取材・文=高瀬康司
・制作ドキュメント(キャスト編)
中村佳穂/成田凌/染谷将太/玉城ティナ/幾田りら/佐藤健 取材・文=イソガイマサト、岡﨑優子、前田かおり、斉藤博昭
・制作ドキュメント(美術編)
エリック・ウォン/カートゥーン・サルーン/上国料勇/秋屋蜻一/池信孝/上條安里 取材・文=河合宏之
・制作ドキュメント(作画編)
山下高明/青山浩行 取材・文=木俣冬
・制作ドキュメント(音楽編)
常田大希/岩崎太整 取材・文=大谷隆之
・制作ドキュメント(プロデューサー編)
高橋望/川村元気/谷生俊美 取材・文=増當竜也、岡﨑優子、関口裕子
・対談 細田守×樋口尚文(映画評論家、映画監督)
・スタジオ地図 訪問
・齋藤優一郎プロデューサーが語るスタジオ地図の10年
取材・文=関口裕子
・細田守 自作を語る 『キネマ旬報』再録
「アニメ映画に新しい世代がやってきた」/「時をかける少女」/「サマーウォーズ」/「おおかみこどもの雨と雪」/「バケモノの子」/「未来のミライ」
・採録対談 細田守×ポン・ジュノ/細田守×池澤夏樹
・細田守フィルモグラフィー&プロフィール

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【書籍名】細田守とスタジオ地図の10年
【著者名】キネマ旬報社・編
【判型・頁数】A5判/ムック
【刊行年月】2021年8月3日
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