カンヌ史上最も奇天烈!? パルムドール受賞の“怪作”、遂に公開決定!
- ジュリア・デュクルノー , TITANE/チタン
- 2022年02月01日
2021年開催の第74回カンヌ国際映画祭でパルムドール(最高賞)に輝いたジュリア・デュクルノー監督の『TITANE』(原題)が、「TITANE/チタン」の邦題で4月1日(金)より新宿バルト9ほか全国の劇場で公開決定。さらにポスタービジュアルも解禁!
2018年「万引き家族」、2019年「パラサイト 半地下の家族」、2020年は開催中止――そして再開した2021年、カンヌ国際映画祭が頂点に選んだのは、突然変異の如く現れた、まさに“怪物”。その衝撃にカンヌがどよめいた圧倒的怪作が、2022年4月1日、ついに日本でもその全貌を明かす。
監督は、鮮烈なるデビュー作「RAW~少女のめざめ~」(16)で世界にその名を知らしめたジュリア・デュクルノー。長編2作目にしてカンヌの最高賞を奪取するという偉業を成し遂げた。さらに勢いはとどまるところを知らず、世界各国で84ノミネート22受賞と映画祭・映画賞を席巻中(22/01/28時点)。鑑賞したエドガー・ライト監督は「完全に独創的。脳がブッ飛んだ」と語り、ポール・トーマス・アンダーソン監督も「警告する、心して見よ。身を任せて観た先に素晴らしい映画体験が待っていた」と混乱・驚愕を超えて大絶賛評を送った。
さらに、髪をかき上げ、チタンの埋め込まれた頭をあらわにして振り向くアレクシアが、見る者の目を捉えて離さないビビッドなポスターが解禁。チタンがどんな運命をアレクシアとヴィンセントにもたらすのか、本編への期待が高まる。
Story
頭蓋骨に埋め込まれた〈チタンプレート〉が引き起こす【突然変異】
幼い頃、交通事故により頭蓋骨にチタンプレートが埋め込まれたアレクシア。彼女はそれ以来〈車〉に対して異常な執着心を抱き、 危険な衝動に駆られるようになる。やがて自らの犯した罪により行き場を失った彼女は、消防士のヴィンセントと出会う。10年前に息子が行方不明となり、今は独りで生きる彼の保護を受けながら、ふたりは奇妙な共同生活を始める。だが、彼女は自らの体にある重大な秘密を抱えていた──。
「TITANE/チタン」
監督:ジュリア・デュクルノー
出演:ヴァンサン・ランドン、アガト・ルセル
原題:TITANE/2021年/フランス/カラー/シネスコ/5.1chデジタル/108 分/字幕翻訳:松崎広幸/R-15+
© KAZAK PRODUCTIONS – FRAKAS PRODUCTIONS – ARTE FRANCE CINEMA – VOO 2020
提供:ギャガ、ロングライド
配給:ギャガ