トリュフォー生誕90周年! “ドワネルもの”初の4K版などを特集上映
- フランソワ・トリュフォー , ジャン=ピエール・レオー
- 2022年02月06日
2022年はフランスを代表する映画監督フランソワ・トリュフォーの生誕90周年。それを記念し、6月24日(金)より3週間限定で角川シネマ有楽町にて、「大人は判ってくれない」を含む〈アントーヌ・ドワネルの冒険〉シリーズの初の4Kデジタルリマスター版を中心に、特集上映を行うことが決定した。
フランソワ・トリュフォー監督
François Truffaut © DR
ヌーヴェルヴァーグ黎明期から1980年代まで、フランス映画の代表格として活躍したフランソワ・トリュフォー監督。1932年にパリで生誕。両親の離婚から行き場を失い、何度も感化院に送られるなど孤独な少年時代を過ごした彼は映画と出会って救われ、映画館に入り浸りに。若くして映画批評家となり先鋭的な論調を展開し、59年に自己を投影した“アントワーヌ・ドワネル”を主人公とする長編デビュー作「大人は判ってくれない」を発表。カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞するなど一躍注目を浴びる。その後もジャン=ピエール・レオーが一貫して同じキャラクターを演じる“ドワネルもの”ほか、瑞々しい感性で多くの傑作を生み出した。
今回は「大人は判ってくれない」「二十歳の恋(短編)」(62)「夜霧の恋人たち」(68)「家庭」(70)「逃げ去る恋」(79)といった一連の〈アントワーヌ・ドワネルの冒険〉シリーズの初の4Kデジタルリマスター版を中心に、彼の代表作を上映予定。このたび解禁日として設定された2月6日は、奇しくもトリュフォーの誕生日。愛を求め、愛に生きたトリュフォーの特集上映、題して〈フランソワ・トリュフォーの冒険〉を心して待ちたい。
「大人は判ってくれない 4Kデジタルリマスター版」
原題:Les Quatre cents coups © MK2
「夜霧の恋人たち 4Kデジタルリマスター版」
原題:Baisers volés © MK2
〈生誕90周年上映 フランソワ・トリュフォーの冒険〉 6月24日(金)~7月14日(木)東京・角川シネマ有楽町、名古屋・伏見ミリオン座 *上映作品+スケジュールは後日発表 |
公式HP:https://movies.kadokawa.co.jp/truffaut90
公式Twitter:@Truffaut90