吉岡里帆VS中村倫也、映画「ハケンアニメ!」の胸熱場面写真解禁!

 直木賞作家・辻村深月の人気小説を映画化した「ハケンアニメ!」が今年5月に公開! 世界が注目する日本のアニメ業界を舞台に、最も成功したアニメの称号=「ハケン(覇権)」を手にすべく、“好き”なものに対してまっすぐに向き合い奮闘する者たちを描く胸熱な“お仕事ムービー”だ。

 キャストには主演の吉岡里帆をはじめ、中村倫也柄本佑尾野真千子といった実力派俳優が集結し、「水曜日が消えた」の吉野耕平が監督を務める。劇中に登場するアニメ作品は、監修を東映アニメーション、制作をProduction I.Gが担い、日本を代表するトップクリエイター陣が参加。

 

 

「他のエンタメ作品ではできない映画」

 映画の公開が発表されるやいなや、Twitterではトレンド上位にランクインするほど話題沸騰。2月3日(木)の「2022年 東映ラインナップ発表会」では、今年公開される各作品のプレゼンテーションが行われ、「ハケンアニメ!」からは企画・プロデュースの須藤泰司が登壇して思いを語った。

 辻村の原作小説に心動かされたという須藤プロデューサーは、「アニメを制作している人々を描いた作品ですが、わがままな天才監督や身勝手なプロデューサーなど色んな人たちが出てきて、自分のいる業界と重なるところがありました。そうした思いは、他の業界の方も同じように感じるのではないかと感銘を受け、映画化したいと思いました」と、本企画の発端についてコメント。さまざまな思いを抱えた多種多様な人々が、同じゴールに向かい邁進する姿が、業界を超えて幅広い共感を生む物語であることを語った。プレゼンテーションの最後には、「本作は胸熱で痛快なお仕事エンターテインメントですが、特に映画マニアの方はラストシーンで驚くと思います。他のエンタメ作品ではできないようなことをやっているので、期待して観に来てください!」と力強くコメントした。

“好きを仕事に”闘う人々の熱いドラマ

 このたび、豪華キャストたちが演じるアニメ業界の人々の姿を写し出した新たな場面写真が到着した。主人公の斎藤瞳(吉岡)は、地方公務員からアニメ業界に飛び込んだ新人映画監督。監督デビュー作で、自身がこの業界を目指すきっかけとなる作品を生み出したスター監督・王子千晴(中村)と覇権を争うことに! 過去にメガヒット作品を生み出し、天才として名を馳せる王子は、プロデューサー・有科香屋子(尾野)とタッグを組み8年ぶりに監督復帰を果たす。瞳はクセ者プロデューサー・行城理(柄本)や個性的な仲間たちと共に、アニメの頂点【ハケン(覇権)アニメ】の称号を手にすべく、熾烈な“闘い”に身を投じていく。

 

 

 「見てる人に魔法をかけるような作品を作りたい」──そんなアニメが持つ力を信じ、チャンスを掴んだ新人監督・瞳と、デビュー作で一躍脚光を浴びるも、もう後がない崖っぷちの天才監督・王子。ライバルとして【ハケン(覇権)】を争う2人が、それぞれに真剣な眼差しで作品に向き合い、机にかじりつくように筆を取る姿からは、それぞれが一点の妥協も許さないほど、自身の手掛ける作品に情熱を込める様子が窺える。瞳と王子、【ハケン(覇権)】を手にするのは、果たして!? 彼らの織りなす本気バトルから目が離せない。

 

 

 日夜熾烈な闘いを繰り広げているのは監督だけではない。他の場面写真には、周りを取り巻く個性豊かな業界人たちの姿も収められている。瞳が手掛ける『サウンドバック 奏の石』を担当するのは、敏腕プロデューサー・行城。瞳から鋭い形相を向けられている彼だが、担当作品をヒットさせるためなら何でもするという気概の持ち主で、たびたび瞳を翻弄。同じ作品に携わる彼らの間には、どのようなドラマが待ち受けているのか? そして、王子の才能に人生を懸ける、『運命戦線リデルライト』のプロデューサー・有科と王子の間にもまた、異なるドラマがあるようで…。なぜか思わしげな表情で一点を見つめている有科の姿も捉えられているが、彼女のこの表情に込められた思いとは?

 

 

 さらには、制作会議で真摯な表情で何かを訴えかけんとする瞳の姿や、瞳を筆頭に制作スタジオの面々が真剣な眼差しで一方に向かって歩んでいる姿も。アニメ業界人の熱いストーリーに様々な想像が膨らみそうだ。

 

 


「ハケンアニメ!」

原作:辻村深月「ハケンアニメ!」(マガジンハウス刊)
監督:吉野耕平
脚本:政池洋佑
出演:吉岡里帆、中村倫也、柄本佑、尾野真千子
制作プロダクション:東映東京撮影所
配給:東映
コピーライト:©2022 映画「ハケンアニメ!」製作委員会
公式サイト:haken-anime.jp
公式SNS:@hakenanime2022