佐津川愛美&永瀬正敏、“夫婦愛動画”がバレンタインに解禁!

 「MOTHER マザー」など一貫して社会的抑圧や差別を題材にしてきた脚本家・港岳彦のオリジナル脚本を、「捨てがたき人々」など社会の片隅に生きる男たちの描写で定評ある榊英雄監督が、7年越しに取り組み映画化。幸せを求めながらも壊れていく家族の愛と再生を描く、重厚な人間ドラマにして社会派エンターテインメント「蜜月」が3月25日からテアトル新宿ほかで全国公開される。

 

 

 ヒロインの美月を演じたのは、自身の監督作を発表するなどマルチに活躍する佐津川愛美。傷つきながらも愛を求めて一線を越えてしまう17歳から、秘密を抱えながらも夫を愛して平穏な暮らしを望む32歳まで、過酷な家族環境下に生きる一人の女性の成長を心ゆさぶる演技で表現する。
 美月の母・五十鈴役に、カンヌ国際映画祭「ある視点」部門審査員賞受賞作「淵に立つ」(16/深田晃司監督)で毎日映画コンクール女優主演賞など多数の賞を受賞した演技派女優・筒井真理子
 美月の義父・靖男役には、独特な存在感が光る俳優・板尾創路。美月の義弟・伊織役に、大河ドラマ『龍馬伝』で坂本龍馬の子供時代を愛嬌たっぷりに演じてお茶の間の人気者となった濱田龍臣。伊織の恋人・香澄役に、ネクストクリエーターから引く手あまたの森田想。陶芸家で美月の夫・哲郎役に、ジム・ジャームッシュ監督作「パターソン」(16)などで日本人俳優として初めて出演作が3年連続カンヌ国際映画祭出品となった国際派俳優・永瀬正敏
 新鋭からベテランまで魂をぶつけ合い、ドラマの波紋を広げていく。


包み込むような夫の優しさに胸キュン!

 母との辛い過去の記憶に苦しむ美月(佐津川愛美)を夫の哲郎(永瀬正敏)が包み込むような、愛にあふれた胸キュンシーンの動画と場面写真が、バレンタインデーの2月14日(月)15時に解禁!
 言葉ではなく存在で愛を表す永瀬正敏の演技は、懸命に生きてきた美月に小さな希望を感じさせ、
映画に深みを与えている。観る者にも、誰かを愛する気持ちを思い出させるはずだ。

 

 

 

      

 

Story

山奥の古民家。優しい陶芸家の夫と穏やかに暮らす美月32歳。弟が15年ぶりに現れ、母の死を告げる。封印していた家族の過去があふれ出す。愛する夫との暮らしを守るため、美月は過去の黒歴史と対決する――。
母親は、ある“事件”がきっかけで離婚してトラウマを抱える。不安定な母を美月は子どもながらに支え、母子で必死に生きてきた。母が新たな伴侶を得て、四人家族となったとき、美しい17歳に成長していた美月はやっと温かな居場所ができると期待した。
だが、母はかつての事件のトラウマから“女という性”を嫌悪・嫉妬し、激しく抑圧する。
美月は母への反抗心から、義父に接近。ささやかな反抗だったが、次第に深みにはまっていく。そして再び“事件”が起こり、家族が崩壊していく……。
15年ぶりに故郷の実家へ戻る美月。義弟から15年間にわたる義母の過酷な介護も知らされ、その代償の重さに押しつぶされそうになる。目を背けてはいけない。夫に封印した「秘密」を告白する。その切なすぎる真実に涙する―――。

 


「蜜月」

監督:榊英雄(榊は、木へんに神)
脚本:港岳彦
音楽:和(IZUMI)
出演:佐津川愛美、筒井真理子、板尾創路、濱田龍臣、森田想、永瀬正敏
製作:「蜜月」製作委員会(メ~テレ、UNITED PRODUCTIONS、アークエンタテインメント、ファミリーツリー)
配給:アークエンタテインメント
©2022「蜜月」製作委員会
2022年/日本/カラー/アメリカンビスタ/5.1ch/130分/R15+
公式サイトURL:mitsugetsu.com
TWITTER:mitsugetsumovie
インスタグラム:mitsugetsu_movie