「パーティーガール」のストーリー

マンハッタン、ダウンタウン。24歳のメアリー(パーカー・ポージー)は、自分のアパートでレンタル・パーティーをしていたところ、警察に逮捕されてしまう。母親代わりのジュディ(サーシャ・フォン・シャーラー)の助けで釈放された彼女は、ジュディの勤める図書館で働くことになった。しかし、メアリーは仕事のことなど上の空でパーティー生活に明け暮れ、パーティー会場のクローゼットの中から高級服を盗んでしまうこともあった。そんなある日、メアリーは中近東料理のストリート・ベンダーをしているムスタファ(オマール・タウンゼンド)と出会い、彼と付き合い始める。一方、ジュディから生活ぶりについて小言を言われたことから、メアリーは自己嫌悪に陥る。だが、すぐに反省し、ムスタファとの約束も忘れて、図書館員として必要な本の整理法を習得しようとする。メアリーが約束をすっぽかしたことに腹を立てていたムスタファは、最高の図書館員になろうと頑張っている彼女の姿に感動を覚える。その夜、二人は図書館でロマンチックな夜を過ごしたが、その時の不始末が原因で彼女はクビになってしまう。家賃も払えず、すっかり落ち込んでしまったメアリー。だが、彼女の誕生パーティーに現れたムスタファとジュディの励ましに、彼女は新たな希望を胸に新生活の第一歩を踏み出し始めた。