「プラン9・フロム・アウタースペース」のストーリー

予言者クリズウェル(本人)が観客にまず挨拶。「これは現実に起こったことです…将来起こるかも知れません」-地球各地で目撃される空飛ぶ円盤。宇宙の支配者の命令で人類に戦争をやめるよう忠告しに地球を訪れた宇宙人たちは、彼らの存在すら認めない米国政府の態度に、ついに“第9計画”をもって応じる-それは死者を生き返らせ、ゾンビとして操ろうというものだった。かくして起こる殺人事件。調査のため墓地を訪れたクレイ警部(トー・ジョンソン)は、突然甦った死者に襲われて殺されるが、それは最近妻の後を追うように事故で亡くなった老人(ベラ・ルゴシ/代役トム・メイソン)とその亡き妻(ヴァンパイラ)なのだった。ほどなく、円盤の目撃者のパイロット、ジェフ(グレゴリー・ウォルコット)の妻のポーラも死者に襲われた。駆けつけた警官の銃弾にも倒れない老人のゾンビは、突然骸骨に変身。かくしてジェフと警官は墓地に調査に出かけるが、その留守中にポーラはクレイのゾンビにさらわれる。ジェフたちは墓地で宇宙船を見つけ、中に入り込み、宇宙人と会う。宇宙人は戦争好きの地球人が宇宙にもたらす脅威を説いて罵り、怒ったジェフに殴られる。ジェフらは宇宙人が怯む隙に宇宙船を破壊、炎上させ、捕われていたポーラを救いだす。炎上しながら彼方へと飛び去る宇宙船。-クリズウェルが再び現れ、結びの言葉を述べる。