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「狼たちの絆」のストーリー
ジョー(チョウ・ユンファ)とジム(レスリー・チョン)はパリで名画専門に盗みを働く泥棒コンビ。ジョーは次の仕事を最後に泥棒稼業から足を洗い、幼なじみの恋人チェリー(チェリー・チェン)とともに香港に帰ることを決意する。ところが、この計画には、彼らの獲物を狙ういくつものワナが仕掛けられており、激しい銃撃戦の末、ジョーは崖から車ごと転落し、行方不明になってしまう。数年後、香港へ帰ったジムとチェリーは、恋に落ち結婚する。そんなある日、ジムはパリで最後に強奪を失敗した絵がオークションにかけられていることを知る。ジョーを失うきっかけになった絵だけに、なんとしてもの思いで盗みの計画をたてるジム。そこへ突然、死んだとばかり思っていたジョーが、車椅子姿で現れた。名コンビの復活によって、入念な計画のもと厳重な警戒をかい潜り、彼らは因縁の絵画強奪に首尾よく成功する。だが、彼らの育ての親でもある悪徳美術品コレクター、チョウ(ケネス・ツァン)の一味が、名画の強奪にやってきた。ふたりは絶対絶命の危機に陥る。