「いなかっぺ大将(1971 陣野修脚本)」のストーリー

「猛獣の中に、われ一人だス」自然動物園の見学にきた大ちゃん。柵の中に落ちた子供を助けようと、その中に入り込んだ。ケニヤのライオンでは大ちゃん得意の動物語も役に立たなかったが、急にライオンたちは逃げだした。なんと最近子供をなくした大ゴリラがやってきたのだ。大ちゃんはゴリラの子供と間違えられ、丸裸にされてしまった。「オオ!ミステークだス」犬に襲われているのを助けたことから大ちゃんはアメリカの女の子メリーと友だちになります。それから大ちゃんはすっかり外国かぶれになり柔道を忘れ、英語まじりの言葉をしゃべり、外国人のまねをします。そんな大ちゃんをメリーの兄トミーは、背負い投げでやっつけてしまうのです。へんな外国かぶれをした大ちゃんに自分の道を忘れてはいけないと教えたかったからです。大ちゃんは、自分が日本男児なのだと気がつき、再び柔道の練習に励みます。