「Morocco 横浜愚連隊物語2」のストーリー

横浜愚連隊が稲山の仲立ちで滝島一家と手打ちをしてから、1年が過ぎた。辰は藤枝と新居を構え、ふたりの間には竜彦という男の子も生まれる。沢田からヒロポンの取引を持ちかけられた辰は、持病の結核が進行する恐怖を紛らわすために、ヒロポンに頼るようになっていた。辰の身を心配した塚本はやめるよう進言し、沢田のバックに金原がいることを知った辰は、沢田を徹底的に締め上げる。しかし、辰はその場にかけつけた警察に逮捕されてしまった。面会に来たケンに、辰は残っている舎弟を連れて稲山に世話になるよう指示をする。やがて出所した辰は四天王の出迎えを受けたが、吾郎も森も井山も今は稲山組の幹部として活躍していた。そんなころ、容体が急変した竜彦がそのまま帰らぬ身となり、ショックを受けた藤枝は家を出てしまう。荒んだ生活を送る辰は、女をめぐるトラブルで滝島の幹部・阿木にさらわれた香川を助けるために殴り込みをかけ、滝島との衝突を避けられないところへ追いつめられた。いったんは熱海の稲山にかくまわれた辰だったが、組に入れという誘いを断って、再び横浜へ戻ってくる。ヒロポンのシマをめぐるゴタゴタで沢田と衝突した小鉄は、沢田を後押しする金原の大量の兵隊に苦しめられたが、応援にかけつけた辰が金原の命を取り、さらにやってきたケンたちの加勢もあって、再び揃った愚連隊は沢田たちを圧倒した。香川が間を取り持って藤枝と再会するはずだった辰は、約束の港に向かう途中で滝島一家のチンピラに刺されてしまう。辰は、藤枝に「ふたりでモロッコ行こうな」と言い残して、事切れた。

今日は映画何の日?

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