「対馬丸 さようなら沖縄」のストーリー

昭和19年8月21日、沖縄の本土疎開学童八百余人を乗せた対馬丸が、曇天、時々スコール、さらには台風の接近という中、出航。そして翌22日、船は米軍潜水艦に発見され、魚雷攻撃の末、沈没。学童の生存者はわずか五十九人。その事実は軍部により闇から闇へ葬られ、二ヶ月後、米軍の沖縄攻略作戦が本格化していった--。