「G.I.ジェーン」のストーリー

海軍情報部のジョーダン・オニール大尉(デミ・ムーア)は、男女差別雇用撤廃法案を唱えるデヘイヴン上院議員(アン・バンクロフト)の要請で海軍のエリート偵察部SEALに送り込まれる。彼女を待っていたのは鬼曹長ウルゲイル(ヴィーゴ・モーテンセン)の想像を絶するしごきと訓練生たちの好奇の目だった。頭をスキンヘッドに男たちと寝起きをともにすることで「女」を捨てたオニールを、マスコミは「GIジェーン」と皮肉る。ウルゲイルの執拗な拷問に耐え、訓練生たちは彼女を「仲間」として受け入れ始めた矢先、オニールが同性愛者であることが発覚、デヘイヴン議員の取引でデスク勤務を命じられたが、激怒したオニールに負けた議員は彼女を訓練に復帰させた。最後の訓練に向かう潜水艦にリビアの部隊を救出せよとの指令が下る。突然の実戦だったが、作戦は成功する。訓練が終り、ウルゲイルはオニールにSEALの隊員の証であるバッジを手渡す。