「最‘狂’絶叫計画」のストーリー

呪いのビデオを観たカソリック系巨乳女子高生たちの電話が鳴る。「ハロー、愛しい…しと」。ワシントンから20マイル。トム(チャーリー・シーン)と娘のスー、弟のジョージ(サイモン・レックス)が暮らす農場に、ヘンテコなミステリー・サークルが出現した。普段はおとなしい犬たちの様子も変だ。ミステリー・サークルの影響で凶暴に…じゃなくて、帽子をかぶってトラクターを運転したり、けだるそうに水パイプをふかしている。一方その頃、ニュース番組のレポーター、シンディ(アンナ・ファリス)は、ミステリー・サークルの謎を追う。彼女のおいのコーディ(ドリュー・ミクスカ)は、土の中に瀕死の人間が埋められている不気味な絵を描き始めるが、担任教師のブレンダ(レジーナ・ホール)にもシンディにも、ぜんぜん相手にされない。取材をするうちにジョージに惚れてしまったシンディは、彼が出場するラップ・バトルにブレンダと応援に出かける。熱いバトルに勝った場内唯一の白人ラッパー、ジョージは、みんなの歓声に笑顔で応えてスウェットのフードをかぶる。とっても先の長~いフード。マジ!? それってKKKだよ~! 当然観客にボコボコにされる、マヌケなジョージなのであった。1週間前に奇妙なビデオを観ていたブレンダは、その晩不運にも謎の死を遂げる。通夜の後、シンディはビデオを持ち帰って観る。そこにシワガレ声で電話が! 電話の声はこう告げるのだった。「7日後にお前は死ぬ。祝日も関係なしだ」。助言を求めに預言者オラクル(クイーン・ラティファ)と、その恋人オーフィアス(エディ・グリフィン)を訪ねたシンディは、自分が選ばれし者=救世主であることを告げられる。「ビデオとミステリー・サークルは関係がある。その謎を解くのは、あなた自身よ」。その答を探して、シンディはビデオに映っていた灯台に向かう。そこには。アーキテクト(ジョージ・カーリン)が座っていて、壁全体に無数のシンディが映っている。「ずっと君のすべてを見てきた。君はアノマリー(変則的例外)の産物だ」と言うアーキテクト。無数のモニターに映っているのは、ムダ毛を剃るシンディ、ブラを外すシンディ…、これじゃあただのバスルーム盗撮では? その頃、衛星放送では、呪いのビデオの24時間オン・エアが始まっていた! エイリアンの姿も、世界各地で目撃されまくっている。宇宙人の地球侵略を阻止すべく、ホワイトハウスのアメリカ合衆国大統領ハリス(レスリー・ニールセン)の緊張は、異常に高まる! 一方、今までいろいろなことが起きていたトムの農場にも、さらなる異変が。果たして<救世主>シンディと彼らは地球を救えるのか? エイリアンと貞子の驚くべき関係とは? そして、シンディとジョージのどうでもいい恋の行方は。