「映画クレヨンしんちゃん 伝説を呼ぶ 踊れ!アミーゴ!」のストーリー

カスカベ市民が、そっくり人間にすり替わると言う事件が発生した。彼らには、どうやらサンバのリズムに踊りだすという特徴があるらしい。よしなが先生が、園長先生が、あいちゃんが、風間くんのママが、次々とそっくり人間にすり替わっていく中、遂に野原一家にもそっくり人間の魔手が迫る! だが間一髪、しんちゃんたちは国際秘密組織”SRI“の特捜官、ジャクリーン・フィニー、通称”ジャッキー“に助けられ、カスカベ脱出を図るのだった。しかし、カスカベは既にそっくり人間たちによってジャックされていた。逃げ場を失い、バイオテクノロジーの世界的権威である事件の真犯人”アミーゴスズキ“に捕まってしまう野原一家。アミーゴスズキの秘密のアジトに連れて来られた彼らは、そこで巨大な”コンニャクローン“製造装置と、強制的にサンバを踊らされ続けるカスカベの人たちを目の当たりにする。なんと、そっくり人間の正体はコンニャクで、彼らがサンバを踊ることで、本人もサンバをマスター出来るよう仕掛けられていた。名付けて”世界サンバ化計画“。そう、アミーゴスズキは、サンバで世界を征服しようとしていたのだ。本来のサンバの楽しさを忘れ、方向性を見失ってしまったアミーゴスズキ。ジャッキーは、その暴走を食い止めるべく、アミーゴスズキとのサンバ対決に挑む。だが、一糸乱れぬアミーゴスズキのステップの前に、ジャッキーは挫けそうになる。そんな彼女を救ったのは、しんちゃんの”お尻サンバ“だった。楽しく踊れなければサンバじゃない。お陰で、サンバの楽しさを想い出したアミーゴスズキの計画は破れ、実は父娘だったアミーゴスズキとジャッキーも和解を果たす。そして、平和を取り戻したカスカベ市民は、みんなで楽しくサンバを踊るのだった。