「ONE PIECE THE MOVIE カラクリ城のメカ巨兵」のストーリー

難破船からゲットした宝箱の中に潜んでいたローバと名乗るお婆さんに、自分を”メカ島“へ送り届けてくれたら、島に伝わる秘宝”海の王様だけが被ることの出来る金の王冠“をあげると言われたルフィたち海賊団は、一路、メカ島へ針路を取った。ところが、彼らを待っていたのは、母親を誘拐されたと勘違いしたローバの息子で、島の領主で、自称天才発明家のラチェットと、彼が率いるマジ将軍とホンキ大佐からの手荒い歓迎だった。上陸を許されず、仕方なく沖合いに停泊することになったルフィたち。しかし、お宝を諦めた訳じゃない。その隠し場所を示す鍵が、島に伝わる島唄『ゆらり唄』にあると睨んだ彼らは、歌詞に隠された謎を解き明かし、島の一角に怪しげな洞窟を発見する。一方、同じくお宝探しに苦心していたラチェットは、ルフィたちに先を越されてはと、言葉巧みに彼らを利用。共に洞窟の奥へと進むと、更なる歌詞の謎を解読させ、遂に――それまで島だと思っていた巨大な亀”島ガメ“を目覚めさせるのであった。実は、島唄は島ガメを起こす方法を記したもので、ラチェットはその亀の力を使って世界制服を企んでいたのだ。だが、亀は産卵の為に千年の眠りから覚めことが判明。それを知ったルフィたちは、ラチェットの野望を阻止すべく、彼の仕掛けるカラクリ城の罠をかいくぐり、打倒に成功。島ガメも無事産卵を終えることが出来た。その後、亀の卵の殻が金で出来ていることに気づいたルフィたちは、反省したラチェットからそのひとつを貰って島を後にするが、途中、殻は海の底に沈んでしまうのであった……。