「ハンサム・スーツ」のストーリー

33歳の大木琢郎(塚地武雅)は、死んだ母親が残した定食屋「こころ屋」を営んでいる。イタリア留学経験があり、料理の腕前も人柄も完璧な琢郎だが、ブサイクなため女性とは縁がない。ある日こころ屋に、美人の新人アルバイト寛子(北川景子)が入ってくる。寛子に恋をした琢郎は彼女に告白するが、あっさり振られ、寛子は店から出ていってしまう。琢郎は友人の結婚式に着ていくスーツを買いに、紳士服屋を訪れる。そこで、着るだけでハンサムになれる「ハンサム・スーツ」を手に入れる。その着ぐるみのようなスーツに袖を通し、顔も体型もハンサムになった琢郎は、光山杏仁(谷原章介)として瞬く間に人気カリスマモデルとなる。琢郎は杏仁に変身して寛子に会いに行くが、再び振られてしまう。しかし琢郎は杏仁として、トップモデルの來香(佐田真由美)から好意を抱かれるなど、モテモテの生活を送る。一方、琢郎としてこころ屋に戻ると、寛子の代わりに入った、ブサイクだが仕事は完璧なアルバイトの本江(大島美幸)の存在が気になり出す。ある日琢郎は、ハンサム・スーツはお湯がかかるとシワシワになることに気づく。そこで再び紳士服屋を訪ねると、お湯がかかっても平気な「パーフェクト・スーツ」を勧められる。しかしパーフェクト・スーツは1度着ると2度と脱げないため、琢郎は人生の選択を迫られる。そしてモデルとしての大舞台、東京ガールズコレクションのステージも数日後に迫っていた。

今日は映画何の日?

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