「UKオペラ@シネマ フンパーディンク:ヘンゼルとグレーテル」のストーリー
ヘンゼル(ジェニファー・ホロウェイ)とグレーテル(アドリアーナ・クチェロヴァー)は、仲のいい兄妹だった。ある日、母ゲルトルート(イルムガルト・フィルスマイアー)から頼まれて、野イチゴを摘みに森へ出掛けていく。ところが2人は山の奥深くに入りすぎてしまい、帰り道がわからなくなってしまう。夜になり、疲れた2人はそのまま眠りこむ。2人の夢の中に、14人の天使が現れる。翌日、2人は森をさまよい歩く。すると、お菓子でできた家を見つける。お腹が空いていた2人は、お菓子の家を夢中で食べる。ところが家の中から魔女(ヴォルフガング・アプリンガー=シュペルハッケ)が出てきて、2人を捕まえてしまう。魔女は、ヘンゼルは食べごろになるまで太らせようと檻の中に閉じ込め、グレーテルには身の周りの世話をさせた。しかしグレーテルは機転を利かせ、魔女をかまどに押し込んでしまう。すると、周りのお菓子が子供の姿に変わる。魔女の魔法が解けたのだ。そこにヘンゼルとグレーテルの母ゲルトルートと父ペーター(クラウス・クトラー)が、2人を探しにやってくる。悪い魔女から逃れたことを喜び合い、みんなで神に感謝を捧げる