「死霊のえじき」のストーリー

2XXX年。地上にはゾンビが増え、正常な人間1に対してゾンビ40万という割合になっていた。ヘリコプターでフロリダ半島を調査に行った4人、--気丈な女性科学者セイラ(ロリー・カーディル)、無線技師マクダーモット(ジャーレイス・コンロイ)、セイラのボーイフレンドのミゲル(アントン・ディレオ・ジュニア)、パイロットのジョン(テリー・アレクサンダー)--は、軍基地に戻ってくる。ここには国や大企業の重要占類、新聞のマイクロフィルムなどあらゆる記録が保存されていた。この地下で彼ら四人とともにローズ大尉(ジョセフ・ピラト)と兵士、ゾンビ研究者のローガン博士(リチャード・リバティ)、テッド(ジョン・アンプラス)らが暮していた。サラは死人がゾンビにならないようにする研究をし、ローガンはゾンビの馴致法を研究していた。ローズ大尉は研究の遅さにいらだち、軍人と科学者の対立が明らかになってくる。ローガンはバブ(ハワード・シャーマン)と名付けたゾンビをならし、それを見た皆は驚くが、やはりゾンビを飼うことには抵抗があった。ある日、研究用のゾンビを地下壕で捕獲する作業をしている時、ミゲルのミスで兵士とミゲルが噛まれてしまう。ローガンがバブに死んだ兵士の生肉を与えたことが知れ、大尉は激怒しローガンを射殺。さらにテッドを殺し、セイラとマクダーモットをゾンビのいる地下壕においやり、ジョンにヘリを操従させて脱出を企む。だが、ジョンは逃げ出し、地下壕へ入りセイラらを追う。一方、ミゲルは地上へ出るエレヴェーターを作動させ、自らの身をゾンビの前に投げ出した。ゾンビたちはエレヴェーターで地下へなだれ込み、兵士たちをひきちぎり、内臓をむさぼった。ローズ大尉はバブに射ち殺された。地下壕でゾンビたちを射殺し、からくも逃れるセイラ、マクダーモット、ジョン。3人はヘリに逃げ込む。その後、孤島の海辺で日光を浴びてのんびりしている3人の姿が見られた。