「ミッドナイト25時 殺しの訪問者」のストーリー

ワシントン州の片田舎に住む、ソーシャル・ワーカーのローラ・マシューズ(ナターシャ・リチャードソン)のもとに、ひとりの男が現れた。彼、ベン・ジョーダン(ルトガー・ハウアー)は15年前に妊娠中の妻を殺害、刑期を終えたばかりだ。ベンの社会復帰に力を貸すことになったローラは、彼の人柄に触れていくうちに、彼が人殺しをするような男には思えなくなり、独自に調査を始める。一方ベンはローラと、彼女の同僚でかつて恋仲だったスティーヴ(クランシー・ブラウン)の計らいで精肉社会へ就職する。やがてベンとローラは結ばれるが、ローラが妊娠したころから2人の関係はおかしくなっていく。ある日、スティーヴが何者かに殺され、アリバイがないベンに容疑がかかる。彼が連行された後、ローラの部屋にベンの旧友タッド(ガイ・ボイド)がいた。彼こそがベンの妻、そしてスティーヴを殺した真犯人だったのだ。ローラは警察からかかってきた電話を利用してベンを乗せたパトカーを呼び戻すことに成功する。が、かけつけた警官たちはすぐにタッドに殺され、危機一髪のところ、ドアを蹴破ってベンが家に突入、その瞬間、ローラはタッドを射殺するのだった。