「イジー・バルタ 闇と光のラビリンス」のストーリー

キートンやチャップリン、フェリー二などの作品を手袋たちが演じ映画史をたどっていく「手袋の失われた世界」(1982年/17分)。廃墟に捨てられ静かな日々を過ごすマネキンの家族たちのもとに新たにパンク・ファッションのマネキンが持ち込まれ、両者が戦う「見捨てられたクラブ」(1989年/25分)。古い屋敷に侵入した泥棒が出くわす世にも不思議な体験を綴る「最後の盗み」(1987年/21分)。『ハーメルンの笛吹き男』を新解釈、強欲な街の人々に笛吹き男が復讐する「笛吹き男」(1985年/53分)。これら4篇に加え、イジー・バルタとパヴェル・コウツキー、ヤン・シュヴァンクマイエルがアニメで自画像を描く「セルフポートレート」(1988年/2分)を収録。