「赤い闇 スターリンの冷たい大地で」のストーリー

1933年。ヒトラーへの取材経験を持つ若き英国人記者ガレス・ジョーンズ(ジェームズ・ノートン)には、大いなる疑問があった。世界恐慌の嵐が吹き荒れる中、なぜスターリンが統治するソビエト連邦だけが繁栄しているのか。その謎を解くため、単身モスクワを訪れたジョーンズは、外国人記者を監視する当局の目を掻い潜り、すべての答えが隠されているウクライナ行きの汽車に乗り込む。だが、凍てついたウクライナの地を踏んだジョーンズが目にしたのは、想像を絶する悪夢のような光景だった……。