解説
南北戦争のアメリカで、北軍スパイに機関車と恋人をさらわれた機関士が孤軍奮闘の末取り戻す様を描くアクション・コメディ。製作・監督・主演はバスター・キートン。別邦題に「キートンの大列車追跡」「キートンの大列車強盗」がある。
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「キートン将軍」のストーリー
ジョニー・グレイ(バスター・キートン)には愛するものが2つあった。それは彼が操縦する機関車「将軍」号と恋人アナベル・リー(マリオン・マック)だった。南北戦争たけなわのある日、北軍スパイ一行が、たまたま貨物車に乗っていたアナベルともども「将軍」号を奪い逃走した。アナベルが貨物車に乗っていたことを知らないジョニーは、ただ「将軍」号奪回のために、機関車「テキサス」号でスパイ一行を追う。途中、頼りになる南軍の軍隊を列車に乗せたが、機関車と軍隊を乗せた貨車の連結が離れていたためジョニー1人だけになってしまった。線路上は追いつ追われつの攻防戦が展開された。夢中で「将軍」号を追いかけるあまり、気付けばそこは北軍の真っただ中だった。あわててその場を逃げるジョニーだったが、どしゃぶりの雨を避けて逃げ込んだ一軒家が、なんと北軍司令部だったのだ。進退窮したジョニーはテーブルの下に隠れ、すっかり作戦会議を聞いてしまった。その上、愛するアナベルがこの家に拉致されているのを知り、早速助け出した。翌朝、「将軍」号に物資が運びこまれているのを発見したジョニーは北軍兵になりすまし、麻袋に入れたアナベルを物資に見立てて運び込むと、まんまと「将軍」号を発車させた。それを知った北軍は、今度は逆に「テキサス」号で「将軍」号を追跡する。ジョニーとアナベルは協力しあい、あの手この手で何とか北軍を振り切って、南軍駐屯地に到着する。ジョニーの報告を受けた南軍はただちに敵の集結地点に出発した。もちろんジョニーも参加し、数々の珍妙な功績を上げた。その中でも、角材で殴って気絶させた将校が、北軍の将軍だったことから、晴れて少尉となったジョニーはアナベルと幸せに抱き合うのだった。
「キートン将軍」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「キートン将軍」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | コメディ |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1926 |
公開年月日 | 1926年12月31日 |
上映時間 | 107分 |
製作会社 | バスター・キートン・プロ映画 |
配給 | 東和 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | 1:1.33 |
カラー/サイズ | モノクロ/スタンダード |
音量 | 無声 |