ジャン・コクトー 知られざる男の自画像
じゃんこくとーしられざるおとこのじがぞう Jean Cocteau: Autoportratd'un Inconnu- 上映日
- 1986年5月10日
- 製作国
- フランス
- 制作年
- 1983
- 上映時間
- 67分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- 伝記
解説
1963年に没したフランスの芸術家ジャン・コクトーの人生と仕事についてを、本人の残した言葉を基にコラージュしたドキュメント形式の作品。製作はクロード・ショーヴァ、監督・脚本はアルゼンチン生まれのエドガルド・コザリンスキー、原案はキャロル・ウェスウェレル、撮影はジャン・ルイ・レオン、編集はジョルジュ・クロッツ、カトリーヌ・デプラッツ、録音はエルヴィル・レルネールが担当。登場する人物はコクトーの他にエリック・サティ、レイモン・ラディゲ、ココ・シャネルなど。
ユーザーレビュー
「ジャン・コクトー 知られざる男の自画像」のストーリー
映画「アリアドーネの糸」は、詩人自らの言葉で綴られる彼の芸術の輪郭そのものだ。その中では、ラディゲ、アポリネール、サティ、“ロシア・バレー団”とニジンスキーやディアギレフ、ストラヴィンスキー、ピカソらとのエピソードが語られる。さらに彼が13年間にわたって住んでいたカップ・フェラの自宅、彼が内装を手がけたヴィルフランシュの礼拝堂、マントンの結婚式場でのコクトーとジャン・ルノワールとの会話、フランス南部のカップ・ダイユで彼が美術を担当したギリシャ演劇、ミリー・ラ・フォレの彼の魅惑的な彫刻が庭に置かれた邸宅などが映される。使用されたフィルムはロジェ・ステファンによる Portrait Souvenir と Cocteau et le Cinema、フレデリック・ロシフ Cinepanorama、ミシェル・ミトラーニ Plaisir des Arts など。コクトーの「詩人の血」「美女と野獣」「恐るべき親たち」「オルフェ」「オルフェの遺言」「サン・ソスピールの山荘」、ジャン・ピエール・メルヴィルの「恐るべき子供たち」、ジャック・ドミーの「グレヴァン美術館」が部分的に使われている。音楽もコクトー作品使用曲をはじめ、サティ、ストラヴィンスキー、チャーリー・パーカー等が使われている。
「ジャン・コクトー 知られざる男の自画像」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「ジャン・コクトー 知られざる男の自画像」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | 伝記 |
製作国 | フランス |
製作年 | 1983 |
公開年月日 | 1986年5月10日 |
上映時間 | 67分 |
製作会社 | アンテゴール=アンテンヌ2=国立視聴覚研究所=J・Cプロ=文化省 |
配給 | ユーロスペース |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | スタンダード(1:1.37) |
カラー/サイズ | カラー/スタンダード |
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