モード家の一夜
もーどけのいちや Six Contes Moraux III: Ma Nuit Chez Maud- 上映日
- 1988年11月23日
- 製作国
- フランス
- 制作年
- 1968
- レーティング
- ジャンル
- ドラマ
解説
二人の女性に魅惑されるある男の生活を描く。製作総指揮はバーベット・シュローダー、ピエール・コトレル、製作はアルフレッド・ド・グラーフ、ピエール・グランベール、監督・脚本は「緑の光線」のエリック・ロメールで、『六つの教訓話』シリーズの第三作目にあたる。撮影はネストール・アルメンドロスが担当。音楽はモーツァルトの「バイオリンとピアノのためのソナタ」が使用されている。出演は「悲しみのヴァイオリン」のジャン・ルイ・トランティニャン、「マダムクロード」のフランソワーズ・ファビアン、「スワンの恋」のマリー・クリスティーヌ・バローほか。
ユーザーレビュー
「モード家の一夜」のストーリー
あと数日でクリスマスを迎えるという日曜日、地方都市クレルモンフェランに移り住んでいた技師で敬虔なカトリック教徒である「私」(ジャン・ルイ・トランティニャン)は教会のミサに出かけた。そこで見かけたフランソワーズ(マリー・クリスティーヌ・バロー)が祈りを捧げる横顔に心を奪われ、彼女こそ自分の妻になる女だと確信する。ある日、「私」はレストランでかつての同級生で、今は大学で哲学を講じるヴィダル(アントワーヌ・ヴィテーズ)と14年ぶりに再会し、彼に誘われてモード(フランソワーズ・ファビアン)の家を訪れる。モードは離婚経験もある美しい女医。パスカルの哲学、キリスト教、結婚などについてクリスマスの三人の会話がはずむ。夜が更けて雪が降りだし、ヴィダルは帰ったが、「私」はモードのうながすまま泊まることになった。翌朝、町で見かけたフランソワーズに初めて声をかけ、車で彼女をアパートまで送るが雪道で車が動かなくなり、そのままアパートの別々の部屋で一夜を過ごす。彼女は妻子ある男との関係が忘れられずにいたのだが、すべてを認めたうえで「私」は心をうちあける。そして数年後、妻となったフランソワーズと子供を連れた「私」は避暑地の海岸で、偶然にもモードと再会する……。
「モード家の一夜」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「モード家の一夜」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | フランス |
製作年 | 1968 |
公開年月日 | 1988年11月23日 |
製作会社 | F・F・P=レ・フィルム・デュ・キャロッス=プロデュクシオン・ド・ラ・ゲヴィル=レン・プロ=レ・フィルム・ド・ラ・プレイアード=レ・フィルム・デ・ドゥ・モンド=シマール・フィルム |
配給 | ユーロスペース |
レイティング |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1988年11月上旬号 |
グラビア モード家の一夜 小特集 モード家の一夜 評論 |
1988年12月下旬号 | 外国映画紹介 モード家の一夜 |