解説
レイ・デイトンの原作をビル・キャナウェイとジェームズ・ドーレンが共同で脚色、「若さでぶつかれ!」のシドニー・J・フューリーが監督したスパイ・サスペンス。撮影はオットー・ヘラー、音楽はジョン・バリーが担当した。出演は「ズール戦争」のマイケル・ケイン、同じくナイジェル・グリーン、ガイ・ドールマン、スー・ロイド、ゴードン・ジャクソンほか。製作は「007」シリーズのハリー・サルツマン。テクニカラー・テクニスコープ。
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「国際諜報局」のストーリー
英陸軍軍曹パーマー(M・ケイン)は不正を働いて陸軍刑務所に服役中、諜報局長のロス大佐のはからいで情報局に転属させられた。そのころ、原子力関係のラドクリフ博士が誘拐された。事態を重くみた大佐は、パーマーをドルビー少佐の主宰する民間諜報機関に派遣して、博士探索に当らせた。少佐の集めた資料から、博士はグランドビーという営利スパイ団に誘拐されたと判断された。彼は誘拐した科学者を東西両陣営のどちらかに売る兇悪な男だった。パーマーは苦心の末彼を発見、高額な金とひきかえに博士を買いもどす取引きをした。その現場で怪しい人影を認めパーマーはその男を射殺した。それはグランドビーをつけていたアメリカ中央情報局員と判明した。パーマーはこのことでアメリカ情報部員バーニーから仲間の仇として狙われるようになった。一方ラドクリフ博士は特殊テープで洗脳されており、極度のノイローゼに患っていた。大佐たちはグランドビーから金をとり返すよう、パーマーに命じた。そんなとき、パーマーの車に乗った仲間が射殺され、バーニーの仕業かと思われたが、そのバーニーが、パーマーの部屋で何者かに殺されていた。パーマーはドルビーのすすめで欧州大陸に逃げようとしたが、グランドビー一味に捕まった。危うく洗脳からのがれたパーマーは、そこがかつて博士救出の取りひきを行なった場所であることに気づき大佐に連絡、やがて大佐とドルビー少佐が現われた。パーマーは二人に拳銃をつきつけどちらかが二重スパイだとつめよった。それはドルビーで、パーマーは一瞬早く彼を射殺した。
「国際諜報局」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「国際諜報局」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | サスペンス・ミステリー |
製作国 | イギリス |
製作年 | 1965 |
公開年月日 | 1965年10月23日 |
製作会社 | ロウンズ・プロ |
配給 | ユニヴァーサル |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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