ある日アンヌは

あるひあんぬは
上映日
1969年11月1日

製作国
フランス

制作年
1969
レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

フランスでベストセラーとなったアルベティーヌ・サラザンの原作を、TV界出身のギイ・カザリルが脚色、監督した。撮影は、エドモン・リシャール、音楽は、ジョス・バゼリ、編集は、ジャン・ジャック・ポヴェールが担当。製作は、ピエール・ブロンベルジェ。出演は「パリの大泥棒」のマルレーヌ・ジョベール「イスタンブール」のホルスト・ブッフホルツ、他に、マガリ・ノエル、ジョルジュ・ジェレ、クロード・マルコーなど。
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「ある日アンヌは」のストーリー

十九歳の非行少女アンヌ(M・ジョベール)は、未成年の売春でつかまり、服役していたが、先に釈放されたレスビアンの相手ローランド(C・マルコー)恋しさに、脱獄を企てた。が、アンヌは、監獄の塀を飛びおりたとたん、足をくじいてしまった。泥棒のジュリアン(H・ブッフホルツ)は、たまたまそこを通りがかり、アンヌの身の上を知り同情して、娼婦アニー(M・ノエル)のアパートに、彼女をかくまった。アンヌの手術費をかせぐため、また盗みをはじめるようになったジュリアンは、アンヌを父のような愛情でいたわった。がアンヌは、しだいに窮屈な逃亡生活に嫌気がさし、アパートで一人暮らしをするようになった。やがてジュリアンの足も遠のいていった。そんなある日、アンヌはジュリアンが母の勧める結婚をしたと聞き、わけのわからぬ嫉妬を感じた。その後、アンヌは昔のお得意ジャン(G・ジレ)のもとで暮らすようになっていたが、ジュリアンと会えなくなって、はじめて彼への愛に気づいたのだった。一方、ジュリアンは、アンヌのために犯した罪で刑務所行きとなっていた。これを知ったアンヌは、ジュリアンに何度も手紙を書いたが、出すことはできなかった。夏のある日ジュリアンは釈放された。彼は、まっすぐアンヌのもとへ向かい、そこで彼女の気持を知った。が、その時、アンヌに警察の追手が迫り、つかのまの再会の後、アンヌの手には、冷たい手錠がかけられたのだった。

「ある日アンヌは」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「ある日アンヌは」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 フランス
製作年 1969
公開年月日 1969年11月1日
製作会社 フィルム・ブロンベルジェ=ナット・ワッシュバーガー・プロ
配給 コロムビア
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード

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