自転車泥棒

じてんしゃどろぼう THE BICYCLE THIEF
上映日
1950年9月8日

製作国
イタリア

制作年
1948
上映時間
84分

ジャンル
ドラマ

check解説

「靴みがき」に続いて監督のヴィットリオ・デ・シーカと脚本家のチェザーレ・ザヴァッティーニのコンビが発表したネオレアリズムの代表的傑作である。「靴みがき」同様素人俳優を起用したもので、この二作によりデ・シーカとザヴァッティーニコンビの映画づくりは完成の域に達した。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】自転車泥棒 HDマスター

  • 【DVD】自転車泥棒 HDマスター

  • 【BD】自転車泥棒

  • 【DVD】自転車泥棒

  • 【DVD】自転車泥棒

TVで観る

ユーザーレビュー

「自転車泥棒」のストーリー

アントニオ(ランベルト・マッジォラーニ)は長い失業のすえ、ようやく映画のポスター貼りの仕事を得た。仕事に必要な自転車を質屋から請け出すために彼はシーツを質に入れた。六歳の息子ブルーノ(エンツォ・スタヨーラ)を自転車に乗せ、彼はポスターを貼ってまわった。ところがちょっとしたすきに自転車が盗まれてしまった。自転車がなければまた失業だ。アントニオは無駄とはわかっていても警察に行った。毎日何千台も盗まれている時だ、警察は相手にしてくれない。こうしてアントニオ親子の自転車探しがはじまった。ローマの朝早く、2人は古自転車の市場に行った。ここで泥棒らしき男に会うが、証拠がない。その男と話していた乞食の跡をつけるが、乞食も逃げ出す。途方にくれて女占い師を訪ねるが、もちろんなんの答えもでない。いらいらしてついブルーノにあたってしまう。偶然泥棒を発見したが、かえって仲間にやられそうになる。ブルーノの機転で警官が来るが、肝心の自転車はない。やけになったアントニオはとうとう競技場の外にあった自転車を盗んでしまうが、たちまち捕ってしまった。子供の涙の嘆願に許されるが、アントニオは恥かしさに泣き、そんな父の手をブルーノは黙ってとって、タ暮のローマの道に姿を消すのだった。

「自転車泥棒」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「自転車泥棒」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 イタリア
製作年 1948
公開年月日 1950年9月8日
上映時間 84分
製作会社 デ・シーカ・プロ
配給 イタリフィルム=松竹
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ モノクロ/スタンダ-ド
音量 モノラル

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2023年8月号 COMING Old Pictures 「自転車泥棒」
1950年復刊特別号 外國映畫批評 自轉車泥棒

「自転車泥棒」を観ているあなたにおすすめの映画

今日は映画何の日?

注目記事