モンタルボと少年

もんたるぼとしょうねん
上映日
1993年5月8日

製作国
フランス

制作年
1988
レーティング
ジャンル
ファンタジー ドラマ

check解説

フランス、ヌーヴェル・ダンスの旗手、ジャン・クロード・ガロッタの振付作品「雌狼とパンドラ」をもとに、純真な少年がかいま見る大人たちの世界を幻想的な手法で描くダンス・フィルム。監督・脚本はビデオ作品や短編映画を製作していたクロード・ムリエラスで、本作が長編デビュー作。製作はジル・サンドス、撮影はヴァルター・ヴァン・デン・エンデ、音楽はアルヴォ・ペルトが担当。出演はガロッタと、彼率いるグループ・エミール・デュポワのダンサーたち。八九年ジョルジュ・サドゥール賞受賞作。なお、本作には台詞がないので、日本版字幕はない。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「モンタルボと少年」のストーリー

少年ヴァレリオ(ミシェル・デュクレ)は何かを見つめる。少年は大人たちの世界をかいま見る。彼らの習慣、愛、怖れ、暴力をそこに見る。モンタルヴォ(クリストフ・ドラショー)、少年のアウトサイダーの叔父は、闘牛の記憶とパンドラ(マチルド・アルタラツ)という女性への想いの間で揺れていた。彼の身振りは狂気を帯び、次第にダンスへと変わっていく。子羊が、殺されて少年は深く悲しむ。大人たちの肉体はさまざまな表情を見せ、声もなく少年は見ている。夜が訪れ、食卓を皆が囲み、少年は眠り夢を見る。少年がハッとして目を覚ますと、夜の闇の中を列車がガタコトと通り過ぎていくのだった。

「モンタルボと少年」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「モンタルボと少年」のスペック

基本情報
ジャンル ファンタジー ドラマ
製作国 フランス
製作年 1988
公開年月日 1993年5月8日
製作会社 CDNプロ
配給 ユーロスペース
レイティング
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ モノクロ/ビスタ

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1993年4月下旬号 グラビア《New Release》(新作映画紹介) モンタルボと少年
1993年7月上旬号 夏の特別号 外国映画紹介 モンタルボと少年

「モンタルボと少年」を観ているあなたにおすすめの映画