解説
実在の事件をヒントに異常性愛の快楽に耽溺し、自ら破滅していく女医を描く。脚本・監督は新人深尾道典、撮影は塚越竪二が担当。
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「女医の愛欲日記」のストーリー
九州医学界の女王といわれている各務美穂は、市長をしている均を夫に持ち、なに不自由ない生活を送っている。美穂は月に一度、医学講習会に出席するために京都へでかける。京都に来た美穂は、あやしげなホテルへ入って、ガイドクラブのポスト・垣見を呼びセックスに浸った。翌日、美穂は本屋で万引きをしている学生・西野を威して、ホテルへ連れ込み西野を情欲の虜にしてしまった。翌日、垣見はブルーフィルムを持って来て、それを壁に映写しながら、興奮の高まるままに美穂は垣見に、自分の衣裳を着せ、化粧をさせ、足をなめさせた。その時、垣見の恋人・雪子がやって来た。美穂は金を払うから、と言って、目の前で垣見と雪子に抱き合うように命ずる。二人は最初ためらったが、いつしか美穂のいるのを忘れたかのように燃えていた。やがて、見ていた美穂も二人の中に割って入り、トリプル・ファックがつづけられた……。二人が帰った後、孤独になった自分をもてあまし、以前から美穂に気のあった同僚の川崎をホテルへ呼び、全裸の姿で川崎にからみついた。翌日、講習会に出席した美穂は、仲間の医師が、自分のことを色情狂と噂しているのを耳にし、いたたまれなくなって会場を退出した。噂の出所が川崎であることに気ずいた美穂は、その夜、ふたたび川崎をホテルに呼んだ。そして、体を与え、そのファックの最中に彼の首を締めた。だが、川崎も負けずに美穂の首を締めた。お互い交わりながら首を締め合う二人。やがて川崎は、そのままの姿で、息絶えてしまった……。
「女医の愛欲日記」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「女医の愛欲日記」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1973 |
公開年月日 | 1973年5月12日 |
上映時間 | 51分 |
製作会社 | 東映京都 |
配給 | 東映 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
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1973年6月下旬号 |
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