解説
特ダネ三十時間シリーズの第九話。「五人の突撃隊」の舟橋和郎の脚本を、「天下の快男児 旋風太郎」の若林栄二郎が監督した。撮影担当は「大学武勇伝」の佐藤三郎。
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「特ダネ三十時間 危険な恋人」のストーリー
日本新聞の社会部記者清水浩平は、特集記事のネタ探しにナイトクラブ「青い蘭」にいた。人気歌手若原が歌っている。と、一人の女が若原を面罵した。浩平はその女、元スチュワーデスの伸子をアパートへ連れていった。恋を裏切った若原への怒り、伸子は自嘲的に笑った。しかし、女の表情には秘密の臭いがあった。数日後、伸子から殺されるかもしれないという電話がかかった。浩平は約束の場所へ駈けつけたが、途中、伸子は変死体となっていた。伸子の死は目撃者である警官の証言によって自殺と発表された。伸子の葬式の日、浩平は毎朝新聞の大木と会った。彼も伸子の死因をさぐろうと動いていたのだ。浩平は伸子の妹毬子から重要な事実を聞きだした。伸子は若原に麻薬を注射され、あげくのはて捨てられたのだという。浩平は若原のアパートへ走った。若原と一人の女がいた。突然、拳銃を突きつけられた。ペイ売人と感ちがいした麻薬Gメンの竹内だった。若原の部屋にいた女はスチュワーデスの冴子と判った。冴子のスーツケースにはヘロインがいっぱい詰まっていた。冴子は一切を自白した。取引き場所パシフィックホテルの一室。ホテルには李という外国人が現われたが、難なく逮捕された。李は若原から割符を六十万で買ったという。ステージで歌い終った若原も、手錠をうたれた。
「特ダネ三十時間 危険な恋人」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
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キャスト | 役名 |
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「特ダネ三十時間 危険な恋人」のスペック
基本情報 | |
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ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1961 |
公開年月日 | 1961年5月27日 |
上映時間 | 64分 |
製作会社 | 東映東京 |
配給 | 東映 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | モノクロ/シネスコ |
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1961年6月下旬号 | 日本映画紹介 特ダネ三十時間 危険な恋人 |