男の紋章

おとこのもんしょう The Symbol of a Man
上映日
1963年7月14日

製作国
日本

制作年
1963
上映時間
96分

レーティング
一般映画
ジャンル
アクション

check解説

「赤い靴とろくでなし」の甲斐久尊が脚本を執筆、「夜の勲章(1963)」の松尾昭典が監督したアクションドラマ。撮影は「結婚の条件」の岩佐一泉。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「男の紋章」のストーリー

昭和五年、この港町一帯に羽振をきかす大島組の主、庄三郎の豪胆な顔に近頃淋しげな影がよぎるのは、一人息子の竜次に望みどおり医者への道を歩ませたものの、永年守りとおした組の将来を案じてであった。渡世人を嫌いながら、父親の苦悩を知る竜次は、自ら志望して山奥のダム工事現場の診療所へ赴任した。そこで作業員たちに苛酷な労動を強いる西野組に憤った竜次は、彼等の本拠に乗り込んだ。西野はドスをつきつけたが、一人の男が竜次の父親を明かすと色を失った。自分の力への疑問に竜次が思い悩んでいるとき、庄三郎が反目する斎賀の手によって殺されたことを知った。庄三郎の懐刀といわれた勘三が、斎賀の背後にいる村田きよという女親分は竜次の実母だと全ての事情を打ち明けた。庄三郎はきよの父親と出入りになった時、渡世人の義理からきよを実家に帰し、以来竜次一人を頼りに生きてきたのだ。その夜竜次は自分の肌に父親と同じ刺青を彫らせ、組を引き継ぐ決心をした。折から満州事変が勃発、竜次は大島組を率いて軍の工事を請負ったが、斎賀は卑劣な手段を弄して妨害した。はやり立つ勘三らをおさえていた竜次も、勘三が死体となって運び込まれたとき意を決した。ひとり斎賀の許へ乗り込んだ竜次が忽ち配下に囲まれた時、きよが現れ白刃を遮った。豪雨が双肌脱いだ竜次の刺青を洗う中母と子はじっと見つめあった。

「男の紋章」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「男の紋章」のスペック

基本情報
ジャンル アクション
製作国 日本
製作年 1963
公開年月日 1963年7月14日
上映時間 96分
製作会社 日活
配給 日活
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 モノラル

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1963年7月下旬号 新作グラビア 男の紋章
日本映画紹介 男の紋章
1963年9月上旬号 日本映画批評 男の紋章

今日は映画何の日?

注目記事