解説
梶原賢三の原案から、「関東流れ者(1965)」の小沢茂弘がシナリオを執筆、監督したやくざもの。撮影もコンビの山岸長樹。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「関東やくざ者」のストーリー
大正七年、富山県に起った米騒動は全国に波及した。大谷組々長大谷清次郎は、恩人高島伯太郎に、高島邸所有の軍用米を一般放出するよう懇願した。伯太郎対寺西軍閥政府直談判の末、清太郎の望みは達せられた。一方民友党顧問原田弥太郎は、この機に乗じて民政内閣樹立に奔走、東京のやくざとして、実力日本一を誇る関東桜会々長川上東洋と結託した。米騒動を境に寺西内閣は失脚、かわって民友党内閣が成立した。原田は、好景気に沸く海運業界を牛耳ろうと、大日本郵船の乗っ取りを目論んだ。清次郎はこれを聞き伯太郎に話したが、清次郎は、大谷組は土木請負であって暴力団ではないと説く伯太郎に従い、関東桜会の対決は消えた。東京に帰り原田邸を訪れた伯太郎は、面会謝絶のうえ、帰途関東桜会の暴漢に襲われた。病院に駈けつけた清次郎に、伯太郎は郵船株主総会で丹下社長に加担して、原田、川上の乗っ取り阻止を頼んだ。伯太郎の恩義にむくいるため、株主総会に出席する工作をした大谷組を、原田、川上は内閣の権力を悪用し、宇都宮警察を動かして、大谷組上京を阻止しようとした。白竜閣に陣取った大谷組と関東桜会の不穏な様相は、噂となって広まり、世論を恐れた原田は、丹下社長と会談の末手をひいた。だが川上は、あくまでも、大谷組との対決を迫っていた。そして、病院の伯太郎を射殺し、決闘状を清次郎のもとに届けた、怒った清次郎は、川上への弔合戦を誓うと、白竜閣に工事用ダイナマイトを投げつけた。清次郎は、恩人の仇とばかり川上と相対すると、川上の胸を刺した。修羅場に立ちすくす組員をなだめ清次郎は一人で罪をきて、静かに立ち去った。
「関東やくざ者」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「関東やくざ者」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | 日本 |
製作年 | 1965 |
公開年月日 | 1965年7月10日 |
上映時間 | 90分 |
製作会社 | 東映東京 |
配給 | 東映 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1965年7月下旬号 | 日本映画紹介 関東やくざ者 |