少年とラクダ

しょうねんとらくだ
上映日
1969年3月13日

製作国
日本

制作年
1969
上映時間
81分

レーティング
ジャンル
ドラマ

check解説

中東戦争勃発の直前に合作が決まり、主たるスタッフは俳優座側が、キャストはイスラエル側の分担となり、製作費は折半で撮影された。脚本・監督は高橋治、撮影は間宮義雄が担当した。なおこの作品は、本年度ベネチア映画祭に、出品されることが決定している。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る

ユーザーレビュー

「少年とラクダ」のストーリー

砂漠から砂漠を渡り行く遊牧民の少年アタラは、砂漠の中に点在するキブツ(集団農村)の少女オーリイとラクダを通じて知り合った。少女は、ラクダが嫌いだったが、二人が仲良しになるにつれ、ラクダが好きになっていった。ある日、少年が砂漠に迷い込んだ。そんな彼を救いに来たのがラクダだった。少年はラクダに少女を乗せてやり、二人の友情はいつしか、しっかりと結ばれた。この付近を境にしてアラブとイスラエルは、長い歴史にわたって争い続けていた。そして、今もなお紛争が繰返えされ、大人たちはいがみあっている。だが、二人の遊び友だちのラクダには国境はなかった。ある日、可愛がっていたラクダが二人の手を離れ、国境を越えていってしまった。少年と少女もラクダを追って国境を越えた。しかし、国境を越える者に銃弾が容赦なくあびせられた。やっとのことで、銃弾を逃れた二人だったが、ラクダは見つからなかった。それでも二人は、かつて自分たらを助けてくれたラクダを追って砂漠の中を、さ迷った。やがて、二人はラクダを見つけ喜んだ。それは陽炎だった。しかし、二人はいつまでも探索をつづけるのだった。

「少年とラクダ」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「少年とラクダ」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1969
公開年月日 1969年3月13日
上映時間 81分
製作会社 俳優座=イスラフィルム
レイティング
アスペクト比 スタンダード(1:1.37)
カラー/サイズ カラー/スタンダード

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
1969年4月上旬春の特別号 日本映画紹介 少年とラクダ
シナリオ 少年とラクダ
1969年4月下旬号 新作グラビア 少年とラクダ
1969年5月上旬号 日本映画批評 少年とラクダ

「少年とラクダ」を観ているあなたにおすすめの映画

今日は映画何の日?

注目記事