東京の女性(1960)

とうきょうのじょせい
上映日
1960年3月23日

製作国
日本

制作年
1960
上映時間
100分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

丹羽文雄の原作を「特ダネ三十時間 白昼の脅迫 女の牙」の舟橋和郎が脚色、「旅情」の田中重雄が監督したメロドラマ。「セクシー・サイン 好き好き好き」の小原譲治が撮影した。
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「東京の女性(1960)」のストーリー

君塚節子は自動車会社光和モータースに勤めるタイピストである。妹の水代も、同じ職場に就職が内定していた。ある日、節子は高級車とトラックの追突事故現場で、同じ社のセールスマン木幡を見た。節子は以前から彼に好意を持っていた。帰途、木幡のベンツに同乗した節子は、彼の話をきき戦闘的なセールスという職業に心ひかれた。水代の就職が決まった日、節子は一森部長から、へんに好意的な態度を示された。木幡の出張中、節子は友人の口添えで車の注文を受けた。取引を喜んだ一森は節子を料亭に誘いその労をねぎらった。もちろん、節子への野心でしかなかった。帰って来た木幡は、節子の話に憤慨した。彼女が貰ったお礼は、会社から出るコミッションの十分の一にも満たなかったのだ。セールスマンたちは、節子をけしかけて一森に明細書を見せることを要求した。--節子がセールスを志してから一カ月が過ぎた。女に何ができるという周囲の冷笑の中で、彼女は歯をくいしばって頑張った。なにかと相談にのってくれる木幡の親切が身にしみた。一森は節子に拒絶された腹いせを水代に向け、誘惑の手をさしのべる。水代は節子の心配を無視した。木幡は熱海へ新車を届ける途中、偶然、一森にドライブに誘われた水代の危難を救った。そして木幡は、自信を高めている節子には見られない、若々しいあどけなさを残している水代に惹かれるものを感じた。愛する人の言うままに仕事に専念、その道のベテランとなった代りに、節子は自らの恋も妹にゆずらねばならなかったのである。

「東京の女性(1960)」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「東京の女性(1960)」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 日本
製作年 1960
公開年月日 1960年3月23日
上映時間 100分
製作会社 大映東京
配給 大映
レイティング 一般映画
アスペクト比 シネマ・スコープ(1:2.35)
カラー/サイズ カラー/シネスコ
音量 モノラル

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