神に選ばれし無敵の男
かみにえらばれしむてきのおとこ Invincible- 上映日
- 2003年5月24日
- 製作国
- ドイツ イギリス
- 制作年
- 2001
- 上映時間
- 130分
- レーティング
- 一般映画
- ジャンル
- ドラマ
解説
ヒトラーの千里眼として頭角を現わした実在の人物ハヌッセンと、数奇な運命に翻弄された鍛冶屋のユダヤ青年を描く異色ドラマ。監督・脚本は「キンスキー、我が最愛の敵」のヴェルナー・ヘルツォーク。音楽は「パール・ハーバー」のハンス・ジマー&クラウス・バデルト。出演は「PLANET OF THE APES/猿の惑星」のティム・ロス、これが映画デビューとなる重量上げ選手のヨウコ・アホラ、ピアニストのアンナ・ゴラーリ、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のウド・キアーほか。
ユーザーレビュー
「神に選ばれし無敵の男」のストーリー
1932年、ポーランド東部の小さな町。鍛冶屋のユダヤ人青年ジシェ(ヨウコ・アホラ)は、勉強好きな9歳の弟ベンジャミンとレストランで食事中、ユダヤ人であることを揶揄されて乱闘騒ぎを起こしてしまう。弁償できない彼は、怪力ショーで賞金を稼ぐ。それを見たベルリンのヴァリエテ界からスカウトされ、ジシェは単身ベルリンへ。彼の雇い主は、ヒトラー政権下で野望を持つハヌッセン(ティム・ロス)。ドイツの有力者たちが集う館で、怪力ショーを始めるジシェ。だが彼はやがて葛藤し、ステージ上でユダヤ人であることを告白する。その時は観客から罵倒されたが、翌日からジシェの舞台は現代のサムソンと話題を呼び、行列ができるほどの人気に。しかしユダヤ人排斥運動は日ごとに激しさを増していく。そんな時、ハヌッセンも実はユダヤ人だったことが明らかとなった。野望達成直前にして、自らの生涯を終わらせるハヌッセン。ジシェは、密かに憧れを抱いていたピアニストの女性マルタ(アンナ・ゴラーリ)との別離を悲しみつつ、帰郷。町に帰ったジシェは使命感を胸に、民衆にこれから迫りくるナチスの脅威を呼び掛けるが、誰も相手にはしてくれなかった。
「神に選ばれし無敵の男」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「神に選ばれし無敵の男」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | ドラマ |
製作国 | ドイツ イギリス |
製作年 | 2001 |
公開年月日 | 2003年5月24日 |
上映時間 | 130分 |
製作会社 | ヴェルナー・ヘルツォーク・フィルムプロダクション=TATフィルム(フィルムフォー 提供) |
配給 | 東北新社 |
レイティング | 一般映画 |
アスペクト比 | アメリカンビスタ(1:1.85) |
カラー/サイズ | カラー/ビスタ |
音量 | ドルビーSRD |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2003年6月上旬号 |
特集 「神に選ばれし無敵の男」 ヴェルナー・ヘルツォーク監督 インタビュー 特集 「神に選ばれし無敵の男」 作品評 |
2003年7月下旬号 | 日本映画紹介/外国映画紹介 神に選ばれし無敵の男 |