解説
テキサスがメキシコの支配を脱し、アメリカ合衆国に加わった当時を舞台とした西部劇。史実に基づきダニエル・B・ウルマンが書き下ろしたストーリーと脚本から「海賊島」のバイロン・ハスキンが監督。撮影はウィルフリッド・M・クライン、作曲はロイ・ウェップ、主題歌作詞はマッケルバート・ムーブの担当。出演は「幌馬車隊」以来久しぶりのジョエル・マクリー、「去り行く男」のフェリア・ファー、「宇宙水爆戦」のジェフ・モローなど。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
TVで観る
ユーザーレビュー
「最初のテキサス人」のストーリー
1932年、アメリカ合衆国中に勇名を轟かせたサム・ヒューストン(ジョエル・マクリー)は、メキシコの支配を脱しようと反乱を企てるテキサスに来たジェイムス・ボウイー(J・モロウ)を初めとする急進派はサン・アントニオに集結。ヒューストンをも参加させようと説くが、許婚のキャサリン(フェリア・ファー)に反乱不参加を誓っていた彼は承知しようとしない。だが時の大統領アンドリュウ・ジャクスンが、デイヴィ・クロケットを使者としてワシントンに招き、テキサス独立の暁は合衆国に編入すると確約した結果ヒューストンも遂に、全力をつくすと同意。この頃、テキサスは風雲急。メキシコの勇将サンタ・アナ将軍彼が支配権を握るテキサス全土に戒厳令を宣言する。一方、サン・アントニオを守るボウイーたちは、奪回に攻め寄せたメキシコ軍を撃退。勝ち誇ったテキサス人は、ブラゾスのワシントンで独立宣言の上、憲法を起草。ヒューストンは陸軍総司令官に任命される。そこへサンタ・アナの大部隊がアラモの砦を包囲中との知らせ。救援に向かったヒューストンは途中、砦の陥落と全員戦死の報告を受け、兵力を増強しつつも一時は退却。やがて有名なサン・ワシントンの戦で優勢なメキシコ軍大部隊の不意を衝き、徹底的に撃破サンタ・アナモ生捕りにし、独立を獲得する。誇りに充ちたキャサリンは単身、ヒューストンを訪れ彼が共和国初代大統領として“最初のテキサス人”になったと告げる。
「最初のテキサス人」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「最初のテキサス人」のスペック
基本情報 | |
---|---|
ジャンル | 西部劇 |
製作国 | アメリカ |
製作年 | 1956 |
公開年月日 | 1956年11月27日 |
製作会社 | アライド・アーチスツ映画 |
配給 | アライド・アーチスツ=映配 |
レイティング | |
アスペクト比 | シネマ・スコープ(1:2.35) |
カラー/サイズ | カラー/シネスコ |
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
1956年11月上旬号 | 新作グラビア 最初のテキサス人 |
1956年11月下旬号 | 外国映画紹介 最初のテキサス人 |
1957年1月上旬新年特別号 | 外国映画批評 最初のテキサス人 |