解説
両手がハサミの人造人間が街で巻き起こす騒動と、彼と少女との恋を描くSFフアンタジー。エグゼクティヴ・プロデューサーはリチャード・ハシモト、製作はデニーズ・ディ・ノヴィと監督も兼ねる「バットマン(1989)」のティム・バートン、バートンとキャロライン・トンプソンの原案をトンプソンか脚本に執筆、撮影はステファン・チャプスキー、音楽はリチャード・エルフマンが担当。出例はジョニー・デップ、ウィノナ・ライダーほか。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
-
【BD】シザーハンズ 製作25周年記念コレクターズ・ブルーレイBOX〔初回生産限定〕
-
【BD】[スチールブック仕様]シザーハンズ 〔2,400セット完全数量限定生産〕
-
【BD】シザーハンズ
-
【BD+DVD】シザーハンズ 〔初回生産限定〕
-
【DVD】シザーハンズ <特別編>
TVで観る
ユーザーレビュー
「シザーハンズ」のストーリー
雪嵐の降る町。お祖母さんが孫娘をベッドに寝かしつけている。孫は『どうして雪が降るの?』と聞くと、祖母はその問に答えて話し始める。「あの窓から見える山の上の屋敷に老発明家(ヴィンセント・プライス)が住んでいた。彼は人間を作るのにも成功し、その人造人間はエドワードといって、両手はハサミのままだった…。小さな町に住むボッグス一家は、夫ビル(アラン・アーキン)、妻ペグ(ダイアン・ウィースト)、高校生キム(ウィノナ・ライダー)、小学生ケヴィンの4人暮らし。ペグは化粧品のセールスをしてるが、新規開拓にと山の上の屋敷を訪ね、そこで出会ったエドワード(ジョニー・デップ)を途端に気に入り、家へ連れ帰る。両手のハサミを最初は持て余していたエドワードだったが、ある時ハサミで庭木を美しく動物の形に刈り取る。続いて近所の犬の毛や、奥さん連中の髪もモダンにカット。エドワードは近所の人気者になる。一方、キャンプに行って不在だったキム(ウィノナ・ライダー)が家に帰って来るが、最初はエドワードを毛嫌いする。キムのBFジム(アンソニー・マイケル・ホール)は、エドワードを使って父親の金を盗ませようとするが、金庫の警報装置が働き、エドワードは警官に取り押えられる。彼はキムのことを気遣って一切弁明しない。この事件から周囲の人はエドワードを避けるようになった。クリスマスが近づいた夜、エドワードは氷で天使の彫刻をしていると、削った氷が雪のように舞う。その雪の中、キムは踊りを踊るが、エドワードに近づいた時にジムが声をかけ、キムは手をハサミで傷つけられる。心配するエドワードをジムは脅し、追い出してしまう。ジムが許せなくなったキムは絶交を言い渡す。町を彷徨うエドワードのせいで町は大騒ぎ。警察も出動する。再びキムの家に帰ってきた彼に、キムは「抱いて」と言うが、彼にはできない。腹いせに飲酒運転するジムの車がケヴィンを轢きそうになり、エドワードは助けようとするが、逆に傷つけてしまう。町の人々の非難の中、エドワードは山の上の屋敷に逃げ込む。心配になったキムは彼を追うが、ジムまでもが追い、いさかいの末、エドワードはジムを殺してしまう。屋敷まで押し寄せてきた人々に、キムはエトワードは死んだと告げた。実は冒頭の祖母はキムであり、数十年たった今も、エドワードはキムのために氷の雪を降らし続けているのだった。
「シザーハンズ」のスタッフ・キャスト
スタッフ |
---|
キャスト | 役名 |
---|

「シザーハンズ」のスペック
関連するキネマ旬報の記事
関連記事一覧 | |
---|---|
2019年9月下旬特別号 | 巻頭特集 キネマ旬報創刊100年特別企画 第5弾 1990年代外国映画ベスト・テン ベスト15 解説 |
2011年11月下旬号 | 第二回 午前十時の映画祭 「E.T. 20周年アニバーサリー特別版」「シザーハンズ」 |
1991年3月下旬号 | グラビア《Special Selections》 シザーハンズ |
1991年7月上旬号 |
グラビア《Coming Attractions》(新作紹介) シザーハンズ 特集 シザーハンズ 特集 シザーハンズ ティム・バートン インタビュー 特集 シザーハンズ プロダクション・ノート |
1991年7月下旬号 | 外国映画紹介 シザーハンズ |
1991年8月上旬号 | 外国映画批評 シザーハンズ |
1991年9月上旬号 | 外国映画批評 シザーハンズ |