明りを灯す人

あかりをともすひと THE LIGHT THIEF
上映日
2011年10月8日

製作国
キルギス フランス ドイツ イタリア オランダ

制作年
2010
上映時間
80分

レーティング
一般映画
ジャンル
ドラマ

check解説

中央アジアのキルギス共和国の小さな村を舞台に、変わりゆく国に翻弄されながらも、希望を持って生きる人々の姿を詩情豊かに描く。「旅立ちの汽笛」のアクタン・アブディカリコフ監督が、アクタン・アリム・クバトのキルギス名で主演、脚本を兼任。現地の文化、風習を忠実に描く。2010年のカンヌ国際映画祭監督週間出品作。
映画館で観る
配信で観る
Blu-ray&DVDで観る
  • 【DVD】明りを灯す人

TVで観る

ユーザーレビュー

「明りを灯す人」のストーリー

キルギス共和国。天山山脈の麓、聖なるイシク・クル湖のほとりの小さな村。アンテナの調節や電気の修理から、時には貧しい家が無料で電気を使えるような細工まで行い、誰からも愛される“明り屋さん”(アクタン・アリム・クバト)と呼ばれる男がいた。彼は、妻のベルメット(アライカン・アバゾバ)と4人の娘に囲まれ、慎ましく暮らしていた。ラジオからは都会での政治的混乱のニュースが流れているが、村の暮らしは穏やかそのもの。そんなある日、都会から親友マンスール(スタンベック・トイチュバエフタリブ・イブライモフ)の親類ベクザット(アスカット・スライマノフ)がやってくる。目的は、国会議員に立候補するための票集め。エセン村長(アサン・アマノフ)は長老たちに、彼が土地を狙っていると警告する。ある夜、マンスールとともに酔っ払った明り屋さんは、電柱に登って感電してしまう。意識を取り戻すと、目の前で美女が微笑んでいた……。村長はベクザットからの票集めの協力を拒否したものの、明り屋さんはベクザットに“川向こうの渓谷に風車を設置して村の電力を賄う”という自分の夢を打ち明ける。その計画に力を貸す約束をするベクザット。やがて、エセン村長が亡くなると、ベクザットの推薦もあってマンスールが新村長に就任。マンスールとベクザットが中国の投資家を招くことになり、明り屋さんは大型テントに照明を設置する。だが、マンスールとの関係は以前と違ってギクシャクしていた。明り屋さんは、感電したときに出会った美女が村の老女の孫娘で、生活費のために身を落として働いていることを知る。その彼女が投資家の接待に現れ、裸にされる姿を見て、堪らず止めに入る。だが、彼女はそれを拒否。明り屋さんはベクザットの部下に殴られ、川に捨てられる。強い風が吹き、明り屋さんの風車が力強く回り出し、電球に明りが灯る。勢いよく自転車を漕ぐ人影があった……。

「明りを灯す人」のスタッフ・キャスト

スタッフ
キャスト役名

「明りを灯す人」のスペック

基本情報
ジャンル ドラマ
製作国 キルギス フランス ドイツ イタリア オランダ
製作年 2010
公開年月日 2011年10月8日
上映時間 80分
製作会社 Asap Films=Oy Art Film Producing Company=Pallas Film =Volya Films= Zweites Deutsches Fernsehen (ZDF)
配給 ビターズ・エンド
レイティング 一般映画
アスペクト比 アメリカンビスタ(1:1.85)
カラー/サイズ カラー/ビスタ
音量 ドルビーSRD

関連するキネマ旬報の記事

関連記事一覧
2011年11月下旬号 読む、映画 「明りを灯す人」
読む、映画 「明りを灯す人」
2011年10月下旬特別号 UPCOMING 新作紹介 「明りを灯す人」
2011年9月下旬特別号 REVIEW 日本映画&外国映画 公開作24作品、72本の批評 「明りを灯す人」

「明りを灯す人」を観ているあなたにおすすめの映画

今日は映画何の日?

注目記事